角というもの

尻尾、羽と着たら次は角(ツノ)ですかね。
赤鬼のような角。
ただ出っ張りとして突き出ているのではなくて、触角やアンテナとして。


頭の両脇に2本か、それとも額に1本か。
鬼太郎の妖気のように髪の毛が逆立つのではなく。


視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚と五感があったならば
角はやはり第六感を捉えるものであってほしい。予知・予感。
すぐれたものは角も大きくなる。


しっかし、額に生えていたら寝にくいだろうなー。
うつ伏せだろうと、右向き・左向きだろうと。
うなされて首を振ったら角が布団や枕に触れて、イチイチ目が覚めるわけです。
赤鬼も大変だ。どうしてたんだろ。


ユニコーンも額に1本じゃないですか、あれってどこに由来するのか。
両脇2本なら身近に入る動物からの素直な連想ですよね。
犀(サイ)なのかなあ。でも全世界あちこちにいるわけじゃないですよね。
象と同様に、アフリカとインドにいるんだったか。
商人や冒険家が伝え聞いて少しずつ広めていくうちに
角がクローズアップされ誇張される。
いや、意外とカブトムシなのか。


人によって本数が違っていたり。
通常だと1本なんだけど、2本、3本。
ギネスの記録は10本とか。
頭の後ろに生えてどうにも普通に眠れないとか。
あるいはものすごく長いとか。
歩いていてもよろけてしまう。


そういえば往年のシンディ・ローパー
頭に角を生やしたように固めた髪型をしてたときがあったように思う。
いや、シンディ・ローパーに限らず
エキセントリックなキャラクターを売り物にしたブロンドの女性シンガーは
一度はそういう髪型でジャケットや広告に登場していたような。
これって黒髪だとダメなんですよね。