iPhoneを交換する。

金曜に飲んで帰ってくる途中、ポケットに入れていた定期を取り出そうとしたら
一緒に入ってた iPhone のコードが絡み付いて
無理やり引っ張り出され、ホームに激突した。
それ以来、スリープボタン、音量ボタン、マナーボタンがきかなくなった。
接触不良で音楽を聴いていると突然音量が小さくなったり大きくなったりもした。
これまで何度も激しく落としていて(コードを階段の手すりに引っ掛けるとか)、
それでも無事だったのに。今回に限って、…無念。


AppleCare Protection Plan」は買ったときに申し込んでいたはずで
2009年11月に買ったのだから2年間の延長期間内。
契約書は見つからなかったけど、appleのサイトのサポートのページにて
シリアル番号を入力して調べてみたら確かにその通りだった。ほっとする。
AppleCare」に入っていると故障はその場で交換となるんだったか。
今回もそうなってくれるはずと信じて、
昨日の午前中、本社で部会のあった帰りに銀座の apple store へ。
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/


入り口に立っていた青いポロシャツの笑顔の男性に
iPhoneの修理をしたいと言うと「Genius Bar」の予約はあるかと聞かれる。
ないと答えるとその場で、目の前に展示されていた Mac Book で予約を取ってくれる。
うーん、スマートだと思う僕はやはりいまだに隠れ apple 信者なのか。
次の時間帯 10:40 が空いているとなって、それまでしばらくフロアを眺める。
Mac Book AirMac Book Pro を見ると無性に欲しくなるね。
次に小さいの買うなら、Air だなぁ。まだ当分先だけど。
店内の BGM では B-52's 「Song for a furture generation」がかかっていた。
これがたまらなかくかっこよかった。


時間が来て4階へ。エレベーターに乗るんだけど、ボタンはどこ? と焦る。
巡回して各階に停止するのだということに気付くのに時間がかかった。
3階の小ホールではセミナーが開催されていた。月曜の朝なので人はまばら。


4階へ。iPhoneを持った女性に 10:40 の予約のことを伝えると
ワークショップ用の丸テーブルの空いている席を示されて
そこでしばらく待つように言われる。
Genius Bar」のカウンターでは青いポロシャツを着たエンジニアたちが
持ち込まれた Mac Book の中を開けて調べたりしている。
奥の方では何らかのワークショップが開催されていた。


待っていると大柄のアメリカ人(?)のエンジニアが現れて、
フレンドリーに話しかけてくる。状況を説明するとあっさりと交換へ。
持ってた≪iPhone≫に表示させたページにシリアル番号を入力して
(もちろん画面の動きが見えないぐらい、速くて滑らか)
AppleCare」の適用状況を確認すると、じゃあ入れ替えますって感じで。
10分ぐらいしたら戻ってきた。SIMカードを入れ替えて、動作確認程度?
新しい iPhone を受け取る。もちろんデータは全部消えて、まっさらな状態。
受け取りのサインも、彼が持っていた≪iPhone≫にライトペンで。
古い方の iPhone のデータの消去は、僕が操作する。
これで全て終わり。全部で20分もかからなかった。速すぎ。
しかも交換は無料、手数料の類い一切なし。


apple store を出て歩きながら操作する。
いくつか設定し直さないといけないし、
家に帰ったら iTunes に接続して大量の曲を流し込む必要がある。
ふと気がつく。
契約のときの書類一式が見当たらないということは。
メールアドレスのパスワードやメールサーバに接続する設定の仕方が分からない。
困った。


昼を食べた後に東京駅まで歩いていって、地下の Softbank のショップへ。
事情を説明したらすぐにメールアドレスの設定をしてくれた。
これまた素早く指が動いて、画面が流れて、ボタンひとつで。
終わったらこれまで保存していたメールが一気にダウンロードされた。
あっさり片付いた。3分もかからず。
聞けば契約時の書類の再発行は無理だが、
メールアドレスのパスワードなどは Softbank のサイトから参照可能とのこと。
こちらの作業も、無料。


どちらもプロの「サービス」だなあと感心する。
余計な時間や費用の負担が無い。スムーズでスピーディ。
無料ゆえにモタモタしていて待たされたり、横柄な態度を取られることも無い。


なお、交換は 3GS のホワイト。
「在庫が無いんで、iPhone 4でいいですか?」と聞かれることを期待したんだけど、
そんなことにはならず。そりゃそうか。