第29回感門之盟。会場は前回同様、恵比寿の「ZEST」
この日のために、と思っていたアロハシャツが見つからない。
クリーニング屋から受け取ってないのか?
探し回っても見つからない。不機嫌になる。
午前中は隣の教室と合同でランチ汁講。
恵比寿で10時から開いてる店となるとなかなかないもので
入ってみると他の教室の方々も。
オムレツを食べ、南国系のカクテルを飲む。
プレゼントを渡す。僕はタワレコで買ったCDを渡しただけだったけど、
隣の教室では1人ずつ違う内容の手作りバッチのセット。これはやられた。
会場入り。まずは2階のテラス席へ。
校長の挨拶。今回のテーマが「イシスのミノリ」ということで、
イノリは横に超え、横につながることでミノリとなる。そういう話に。
さっそく七離の退院式。
昨年はあそこに僕も様々な気持ちを抱えて立っていたわけだ。
なんだかとても感慨深い。
休憩時間に入って、現地集合の学衆の方たちと会う。
この日初めて会う方もいる。
放伝式ののち、守の卒門式。
初めて師範代としてステージに立つ。お約束で裸足。
いざそのときが来ると舞い上がってしまって、校長からマイクを奪うわ、
何聞かれたのか何答えたのかちっとも覚えてないわ。散々だった…
津軽と作家性の話をコメントされたんだったか。
師範代としては「よくやった、ピカイチだった」とお褒めの言葉をもらう。
これは素直に嬉しい。しかし、なぜこの僕がここまで評価される?
というのは当人としてはあまりピンときていない。
そんなにすごいことをしたのだろうか…?
1時間と長めの休憩。これは嬉しい。
ビュッフェスタイルで食事も出る。
学衆の皆さんと食べながらあれこれ立ち話。
皆さんなかなか「破」には進まないようで… なんだか残念。
指南を褒められるよりもこっちのほうが気になる。
僕も関わった「目次録」など最近の編集工学研究所のトピックの紹介。
風韻講座の韻去式、破の突破式。
最後もう一度ケーキの出る休憩があって、離の特別賞・典離の発表。
典離に選ばれた方たちのスピーチはどれも心に迫る内容で
ああやはり僕なんかが取れるものじゃないんだなと改めて思った。
校長の締めの言葉。いつもなら30分以上講義のように話していたのが、
今回は時間が押していたのであっさり。
山田風太郎の『幻燈辻馬車』を引き合いに出して、夢みる力の話を。
書き込むということ、その一方でそこには書き込まれないもの。
会場をセッティングし直してアフ感。
ギュウギュウに詰め込んでごった返す。騒がしくて声も聞こえない。
一般客も入ってきて、途中から土曜の夜の恒例イベントってことで
イケメン2人組が現れてジャグリングしながらカクテルを作る。
これを目当てにしている女性ファンもいるようだ。
賑やか過ぎて、次はこの会場ないなと思った。
なかなか身動きとれず、ほとんど誰とも話せず。
ウダウダしているうちに終電を逃し、七離の2次会に紛れ込む。
しかし酔ってて眠くてほとんど聞いてるだけ。そのうちに寝てる。
夜が明けている。
タクシーに乗って帰る方たちに便乗して帰って来る。
さっそく二日酔い。
そう言えば僕の教室名には「津軽」の文字が入っていたけど、
次の26守の教室では「シモキタ」の入っている教室があった。
これは下北半島なのか下北沢なのか。どっちでもあるのか。
時代はやはり東北のようです。
卒門式では校長から「先達文庫」として本を1冊頂く。
僕がもらったのは赤坂憲雄『東北学/忘れられた東北』でした。
http://www.amazon.co.jp/dp/406291932X/
さっそく、読もう。
次は、25破の師範代へ。