神保町のジャズ喫茶

昨晩は数年ぶりの方とお会いして
神保町で飲みながら音楽や映画の話をした。
どれだけリマスタリングされてSHM-CDなど高音質となったところで
アナログ・プレーヤーでオリジナルを聞くのには敵わないという話になった。
(モノラルで聴くビートルズのシングルのすごさ)
洋楽がどんどん聞かれなくなって都内から店がなくなっていって、
雑誌もまたつまらなくなった。
そんな中、最近のだと「Wax Poetics」の日本版がいいと聞いた。


終電前、2軒目で寄ったのが「BIGBOY」というジャズ喫茶。
「さぼうる」の並びにある。
常駐先の目と鼻の先にあってもう何年も前からその存在は知っていたのに
一度も入ったことはなかった。
http://www.navi-bura.com/main.php/view/main_ca_1/sub_ca_9/0/00494/0/


閉店間際、一杯だけワインを飲む。
JBLの大きなスピーカーから聞こえてくるジャズは素晴らしかった。体全体に響く。
(カウンターの隣の席で大声で喋っていた酔っ払いがいなければもっとよかった。
 あと、チャージが1,000円というのはさすがに高いなあ)


カウンターの奥には膨大な量のアナログとCDが同じぐらいで。
飾ってあったCDが定番のものに混ざって
Albert Ayler「Spiritual Unity」や John Zorn「News For Lulu」
だったところがユニークだと思った。


昼間こっそりサボってここでジャズを聞きたい。浸りたい。
まあそこまでしなくても会社帰り、バータイムになる前に
ここでコーヒーを1杯飲んでその時々でかかっていた音楽に出会うのはありか。


神保町の日々も長くなったけど、
その文化的側面についてはまだ触れていないものばかり。
ジャズ喫茶を調べてみると
「Adirondack Cafe」であるとか「ジャズ オリンパス!」であるとか。
9月の時間のあるうちに両方入ってみよう。

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追記。昼休みさっそく「ジャズ オリンパス!」に行ってみる。
ランチのチキンカレーを食べてみた。こぎれいな店ですね。


御茶ノ水 神保町 JAZZ SPOT GUIDE」というのがあったのでもらってくる。
神田や御茶ノ水まで足を伸ばすとバーもライブハウスもたくさんあることが分かる。
先月できたばかりの「Grauers」が気になる。今度行ってみよう。