日常生活における何気ない瞬間に、希望を見いだせないということ

日常生活における何気ない瞬間に、希望を見いだすということ。
いいことあったな、じゃなくて希望。可能性がそっと開いている。
ふとしたきっかけでそんなこと考え出したのだが、
そもそも最近あっただろうか? この僕に。
何も思いつかない。


絶望しているわけではない。
なんだか宙ぶらりん。希望も絶望もない。
あるのは「今日はついてた」「ついてない」
ただそれだけ。短絡的。


プラスとかマイナスになるのがめんどくさい。
プラスになるにはパワーがいるし、マイナスをゼロに戻すのもパワーがいる。


笑ったり怒ったり、感情を表に出すとそれが他人の気をひく。
それが時々無性に煩わしくなって無表情で通そうとする。
疲れているとそんな日々が続く。


希望なんていらない、ということじゃなくて、
どうしたら前向きの可能性が開けるのかよく分からなくなってきたという感じ。
いつのまにか、開いてるのに出くわすのをただ待つようになったというか。
麻痺してるなあ。


楽しいことがあったら笑う。そりゃ僕も笑う。楽しいほうがいい。
しかしどうしたら楽しくなるかってことまで考えない。
飲み会などの場で僕が言ったことで笑ってくれるとそりゃ嬉しい。
でもそれとはまた、少し違う。
どうしたら面白くなるか、ということは考える。
しかし思い返してみるとそれは僕だけに閉じていたりする。


いや、今、暗い気持ちになっているのではないです。
酒を飲んでるのでもないです。
なんかふと我に帰って考えてみたら、そんなだなあという。
もやもやしてる。


こんな気分のときに他の人はいったいどうしてるのだろう?
大人だったらそんなこと忘れてしまおうとするのか。


日常生活における何気ない瞬間に、希望を見いだせないということ。
日常生活における何気ない瞬間に、希望を見いだすということ。
表裏一体のようで、全然違う。


こんなとき、世界は静止しているように思う。