鬼束ちひろ前夜

明日は鬼束ちひろのツアー
HOTEL MURDERESS OF ARIZONA ACOUSTIC SHOW』を見に行く。
東京国際フォーラム。指定席。
(2階だからさらに小さく見えるんだろうなあ)


どうしてもこの人のライヴを観ておきたい、
という洋楽の代表がマドンナで邦楽の代表が鬼束ちひろ
ようやくライヴ活動が再開されて、入手困難だったチケットも手に入れて。


予習をする。
iPhone には「LAS VEGAS」と「Singles 2000-2003」を常備していてよく聞くけど、
最近の2作「Dorothy」と「剣と楓」は実は1度聞いてそれっきり。
全然なじめなかった。
今回改めて聞き直して、「剣と楓」はやはり全然受け付けず。
鬼束ちひろって21世紀版中島みゆきと思ってるんだけど、
なんつうか調子の悪いときの80年代の中島みゆきみたいな曲と音で。
凡庸。全然耳に残らない。誰がプロデュースしてるんだろうと調べてみたら
セルフ・プロデュースだった。ああ…
「Dorothy」はもう少しましかな。「蛍」なんかはいい曲だけど。


セットリストを検索したら11月30日の名古屋のが見つかって、
1曲目が「Sweet Rosemary」!!
3曲目で「everyhome」!!
「LAS VEGAS」の最初と最後の曲でなんかいきなりテンション上がるんですけど。
そして驚いたのが「Beautiful Fighter」のB面だった
隠れた名曲「嵐ヶ丘」をやってる!!
カバーはベット・ミドラー「Rose」とシンディ・ローパー「Time After Time」
いやーこの選曲でそのまま明日を迎えたいなあ。
これで「infection」も歌われたら言うこと無いなあ。


それにしてもここ2作の曲が中心じゃなく、
「月光」や「私とワルツを」など全キャリアから幅広くでよかった…
ツアー・タイトルに「ACOUSTIC」とあるように
ステージにはグランドピアノが置かれて、ピアノだけをバックに歌うようだ。
そして時にはギターも弾く。
楽しみだ。待ちきれない。