帰省2日目

8時半起き。


朝食のときにテレビをつけたら「江」の総集編をやってたので
予備知識ゼロで途中から見てみた。
子供が唇に化粧をしたのがどうのこうのとずっとやってて、
これは展開が遅いな、まだまだかかるなと思ってトイレに行って戻ってきたら
2人が馬に乗っててラストシーンだった。
結局どういう話なのかさっぱり分からず。


家の前を1人で雪かき。
終えて家の中に掃除機をかけて、今度は母と物置の屋根の雪下ろし。
空は晴れたり、吹雪いたりを繰り返す。
融雪機の周りに雪を落として、スイッチを入れて雪を溶かす。投げ入れていく。
便利なもんだと思うが、灯油をかなり消費するものだという。
「雪の掬い方がおかしい、下からじゃなくて上から」
「どうだっていいじゃん」などと屋根の上、吹雪の中、言い合う。


昼は残り物を。
指南や返信をいくつか。
その後、昔書いた小説を手直し。年明け締切のSF短編のコンテストに応募する。
内容と分量ゆえにお蔵入りしていたのが、遂に日の目を見る。


日が暮れてから温泉へ。今日も混んでいる。
行きも帰りも吹雪。


夜も昨日の残り物。
NHKをつけたらドキュメンタリー番組をやってたのでそれを見ることにした。
車椅子バスケットボール
全国大会3連覇の仙台のチームの中心メンバー3人が日本代表でも活躍していて、
ロンドン・オリンピックを目指して予選に出場する。
彼らは震災直後、ホームグラウンドとしていた体育館を失って
練習場所の確保に難航していた。コーチは自宅を津波で流された。
そういう内容。こういう言い方をするとあれだけど、
題材のはまり具合がよすぎる。思わず見入ってしまった。
予選最終戦、宿敵韓国に勝てばオリンピック出場が決まる。
1点差で勝っていたところ、最後の最後にファウルを取られる。
フリースローを投げるのは韓国の得点王。
2本決まれば逆転負け。1本で引き分け、試合続行。
場内固唾を呑んで見守る投げた1本目は…
いや、なんかすごいものを見た。
ちなみに、ナレーターは満島ひかる。
『悪人』のイメージがなかなか離れないんだけど、
一歩引いて映像を引き立てるなかなかいいナレーションだった。