布団乾燥機というもの

37歳。めっきり体力が衰えたかもしれない。というか老化。
片足立ちで靴下が履けなくてよろけるとか。
寒さにも弱くなった。今年の冬はなんだか異様に寒い。僕だけ?
部屋の中ではダウンベストを着ている。
夜は布団乾燥機をかけている。


布団が乾燥という以前に温かいじゃないですか。
というか布団が冷たいと単に寒いだけじゃなくみじめじゃないですか。
去年まではそれに耐えられた。今年は気持ちが弱くなった。
あれこれと忙しくてぐったりと布団にもぐりこむ昨今、
せめてそこだけは贅沢に。


布団乾燥機って確かものぐさなサラリーマンがある日、
布団に入ったまま温まろうとしてドライヤーを中に引き入れて
それを忘れたまま会社に出かけて帰ってきたら、布団がホカホカと温かかった。
そこから特許を取ったんだったか、製品化したんだったか。
この話、時々思い出す。何が新しいものを生み出すのか、分からない。


普通、掛け布団と敷布団だけにしてかけるのだろうか??
僕は本当に温まりたいときは
敷布団、温風を送り込む袋、タオルケット、毛布、掛け布団と積み重ねる。
こうすると布団の重みで袋がどこかでよじれて
温風が行き届かなかったりするんですね。なので細心の注意を必要とする。


話変わるけど、毎朝東京駅から歩いていて皇居の周りが異様に寒い。
2・3℃低い? あれってなんなのだろう?
単に緑地帯が広がってるからというのとは違う気がする。
寒いというより、寒々としたもの。冷たい空気が集まっているというか。
気のせいなのだろうか。