インフルエンザというもの

今年もまたインフルエンザ、流行中。
身の回りでちらほらと子供がかかったりとか聞くけど、
今のところ直接関わりは無い。とはいえ、身は守った方がいい。
花粉症の季節にも入ったから、合わせてマスクしながらの通勤にそろそろ入るべきか。


最後に予防接種したのは高校のときだろうか。
上京してからは一度もない。それでもなんとかなっている。
たぶん、これまでかかったことがない。
というか風邪との違いが分からない。
どんな症状なのか、体感的にピンと来ていない。
たぶん僕は幸福な人間なのだろう。


予防接種のワクチンが足りてないと今年も聞く。
子供が中心で大人は待ちなのだとか。いつものことか。
しかもワクチンを打ったからインフルエンザにかからないわけではなく、
香港A型かソ連A型かといった流行の予想に外れたら感染するのだという。
なぜか今年、この話をあちこちで聞いた。
でもそんな博打みたいなことをするはずがなくて、混合ワクチンなのだろう。
全くの新種が出ない限りは広くカバーするような。


よく分からないのは、今年は香港A型が流行っているというとき、
同時にソ連A型も住み分けて流行っているということはないのだろうか。
北半球と南半球とか。
必ず1種類だけが蔓延する?
最初はいくつか出始めて、それが勢力の強い方に出会うと負けて自然消滅する?


なんだか生き物のようだなあ、と思って、あ、ウイルスは生き物かと思い出す。
でも集団意思のように感じられるものはなんなのだろう?
とてつもない量に拡大するものは存在それ自体が、その動向が、
まるで意思のように作用する。


そういえばひところ世間を騒がせた鳥インフルエンザってどこに行ったのだろう?
豚インフルエンザってのも聞いたような気がする。