昨日は教室クローズ後の打ち上げ的汁講(オフ会的飲み会)。
午後休にする。浜松町の貿易センタービルの内科で
花粉症のアレグラをもらって田町の「ますたに」で食べて、
京浜東北線に乗って横浜へ。
数年ぶりにみなとみらいの辺りを歩こうと桜木町で下りると
「コレットマーレ」という四角い巨大なビルが建っている。
いつのまにできたんだろう? 映画館がたくさん入っている。
動く歩道からランドマークプラザへ、クイーンズスクエアへ。
上京したばかりの頃はこの並びにきらびやかなものを感じたもんだけど、
今ではそうでもない。これぐらいが普通になったのか、僕がすれたのか。
特に買いたいものもなし。
パシフィコ横浜から海辺沿いに歩いてワールドポーターズに向かうつもりが、
途中に真四角のレンガの建物があって気になる。
街行く人々がどんどん吸い込まれていく。
何だろうと思って見てみたら「カップヌードル・ミュージアム」だった。
ここがそうか。時間があったので入ってみる。
http://www.cupnoodles-museum.jp/
入場料は500円。
エントランスホールは吹き抜けの巨大な空間。壁の白さが眩しい。
「チキンラーメンファクトリー」というのと
「マイカップヌードルファクトリー」というのを体験できるようだ。
前者の方が本格的なんだけど2名以上ペアになって参加かつ要予約
ということで今回は叶わず。(今サイトを見たら土日は5月まで埋まっていた)
後者にする。整理券をもらってさっそく3階へ。並ぶ。
頭上のモニターで作り方が説明され、手前の空間に並んだ無数の丸テーブルにて
カップルに親子、修学旅行と思われる高校生、大勢の人たちが
用意されたマジックでカラフルに塗ったり描いたりカップヌードルを飾り立てていた。
自販機に並んだ空の容器300円を買って、まずは手を消毒。
そして僕も空いているテーブルに座って製造年月日欄に今日の日付を書いたり、
「CUP NOODLES」の文字に色を塗ったりする。
汁講で誰かにプレゼントしようとメッセージも書く。
終えるとまた列に並ぶ。隣の部屋はガラス張りの
密閉されたクッキングスクールのような「チキンラーメンファクトリー」
体験者はチキンラーメンの柄のバンダナを皆頭に巻いて、エプロンをしていた。
次の工程では実際にカップヌードルをつくっていく。
ここから先はカウンターの向こうの各パートの担当の方たちにお任せ。
まずは空の容器に麺を入れる。
モニターでも解説していたけど
筒ではなく微妙に斜めになった容器にいかにして乾燥した麺を入れるか?
上から普通に落とすと傾いたりはみ出たりする。
ここで発明されたのが麺の上にカップをかぶせてひっくり返すという逆転の発想。
このベルトコンベアを擬似的に再現する。
ハンドルを回すとそれに合わせてレール上のカップが移動していく。
取り出すと麺がすっぽりとおさまっている。
横に移動して、粉末スープをノーマル、カレー、シーフード、チリトマトの
4種類の中から選んで、具材もまた12種類の中から4つ選ぶ。
僕はチリトマトに、キムチ・チェダーチーズ・コロチャー、
そして期間限定のハート型カマボコ。
やはり辛さを追求。こだわりの逸品ができた。
この組み合わせ、5460通りになるという。
その次にフタをつけて、パッキング。
ビニールを撒きつけてヒーターの中を通すと出来上がり。
これを特性のエアバッグ? に入れて持ち帰る。
この他には
・壁いっぱいに埋め込まれたインスタントラーメンたち
(どん兵衛にラ王にUFOなどが年代順に。やはりこれは圧巻)
・日清創業者安藤百福の功績を讃える映像
(事業に失敗してからの再出発、48歳でチキンラーメンを61歳でカップヌードル)、
・安藤百福が日夜インスタントラーメンの研究を行なった小屋の再現
・上の階に子供向けの遊戯施設や各国の麺類が食べられる屋台村
ミュージアムショップではチキンラーメングッズや
ブタホタテドリなど40周年記念投票で人気の高かった復刻版を
3つセットにしたものなど。
なかなか楽しい。
これであとは歴代のカップヌードルを特別に復刻して食べられる
というのがあったら言うことない。
ミュージアムを後にする。