スノボというもの

先日昼飯を食べていたらスノボの話になった。
スノボは行く人、行かない人くっきり分かれる。
行く人はシーズンになると月に2回は雪山へと向かう。
もちろん僕は行かない。というか、やったことがない。
引っ込み思案な話だけど、よほどのことがない限りやることは無いと思う。


スキーは高校卒業以来ご無沙汰。でもまあなんとかなるはず。
小中高とアルペンではなくノルディックスキーだったとはいえ、
冬の間ずっと体育の時間がスキーだったから抵抗は無いんですね。
かっこよく滑ることはできなくてなだらかな斜面ならなんとか。


スノボは何が無理かって足が固定じゃないですか。しかも横向き。
考えただけでぞっとする。
何かあったらありえない体勢で転んで骨折するんじゃないかと思う。
でもそれはありえないらしい。
不思議なもんでスノボだけ、スキーはやらないという人と話すと
スキーこそ怖い、足がクロスしたりスキーが外れたりと。
(オリンピックやワールドカップアルペンスキーで時々起こる
 悲惨な事故がイメージにあるのかもしれない)


常々僕ら30代後半は谷間の世代、移行の世代にあると思っていて、
スノボは大学に入った頃から広まった。だから90年代の初め。
その頃はまだスキー場はスキーの方が優勢で
スノボは肩身が狭いということもあった。
ショートスキーのような、一部の上級者が次に手を出すオプションのひとつというか。
それがいつのまにか逆転する。今の若者にとってスキーは古めかしい化石?


携帯もそうですね。
大学1・2年生の頃はポケベルで、3・4年生は070のPHSという時代。
卒業の頃、090の携帯への切替が本格的に進む。


なんとなく個人的な感覚として、
携帯・インターネット・スノボが最初からある世代との間に、
大きなひとつの断層のようなものを感じる。
そんなことないですか?