小平、立川


特に予定のない日曜の午後。ふと思い立って立川へ。
中央線に乗る。白須正子『能の物語』を読み始める。
口語訳の翻案を集めたもの。冒頭は「井筒」


そうだ、と国分寺で下りて西武線に乗る。
多摩湖線に乗って一駅、一橋学園駅へ。
前訪れたのはいったいいつのことだろう?
四・五年、もしかしたらもっと前か。
小平キャンパスへ。
「龍園」は店自体なくなってて、「もとき」はシャッターが半分開いて準備中の札が。
おそらく、永遠に準備中なのだろう。むさし乃もボロ屋になって閉店。
一松は昼なので分からないけど、たぶんまだやってる。
キャンパスはかつての賑わいはなく。国の研究施設のよう。
門から入ってすぐの建物には放送大学の看板が。貸してるのか。不景気なのかな。
いや、国立大学法人となってからその辺り多角経営的なのか。
戸隠でカレー牛めしを食べて西武線に乗る。


中央線に乗り換える。立川。
駅前が来る度に超合金の変形ロボットのように進化しているように思う。
こんなところにビルあったっけ? 2階の歩道はここまで延びてたっけ?


昭和記念公園へ。
曇って雨が降りそうだからか、それともこの時期がそうなのか、園内は人気がない。
マウンテンバイクを借りて乗る。緑がツヤツヤとしている中を走る。
頭を空っぽにする。
2週目に差し掛かったところで雨が強くなる。
そのまま走り続けて、戻ってきて、自転車を返却する。
結局1時間しか乗らなかったけど仕方がない。


公園の外に出ると広場にて市民の祭りのようなものが。
白のテントが連なって店を出している。
終わりの時刻が近づいて雨も降って、軒並み100円引きとか半額とか。
串焼きを売っていたテントで
最後に1個だけ残ったチョリソー2本を200円で売ってもらう。
チャーシューを1枚サービスしてくれる。
他のテントでレーベンブロイを買う。
雨を避けるため「昭和天皇記念館」のオープンスペースに移動して、
地べたに座ってチョリソーを食べながらビールを飲む。
仮設ステージでギターとベースだけのバンドが「Stand By Me」を歌っているが、
客はまばら。その後ろでエイサーの団体が手持ち無沙汰に待っていた。


何となく高島屋に入ってみる。その後ルミネ、グランデュオと。
グランデュオに「陳健一麻婆豆腐店」があることを知って入ってみる。
新木場の店とちょっと味が違うような。こちらの方が味噌っぽい。気のせいかな。
走った後なので空腹。ご飯をおかわり。ビールも飲む。


中央線に乗って帰ってくる。
ほろ酔いが気持ちよくて、揺れていると眠くなる。


そろそろ昭和記念公園でBBQの季節だな。
今日も割りと賑わってた。
実はちょうどいい季節なのかもしれない。