昨日中野に住んでいる方と打ち合わせの合間に雑談をしていたら
庭にハクビシンが出ると。
「杉並区ならアライグマもタヌキも出ますよ。
岡村さんのところはどうですか?」
「いやー見たことないですけど、どれも」
「普通に電線を走ってますよ? ハクビシン。尻尾伸ばして」
YouTubeを検索してみたらあった。ほんとだ。
http://www.youtube.com/watch?v=vjGmDK7C_2A
もしかして、休みの日の日中に
屋根をトテトテトテと跳ね回る音が聞こえるのはハクビシンだったのか。
猫ではなかった。
と言っても、調べてみるとネコ目(食肉目)ジャコウネコ科。
外来種。額から鼻にかけて白い線がある。
まあ猫は猫か?
探してみたら「東京タヌキ探検隊!」というサイトにて
「東京都23区内のタヌキ、ハクビシン、アライグマの
目撃情報の集計と分析(2012年1月版)」というページがあった。
http://tokyotanuki.jp/docs/tanuki1201.htm
これは詳しい。びっくりした。
「最近だと野生のフェレットもいますよ」
「石神井公園にワニがいるなんて話もありましたねー」
最初に誰かがペットとして飼ってて、
それが逃げ出したかこっそり放されたか。
モモンガ、カモシカ、イノシシ、ツキノワグマも
都内に生息すると聞いたことがある。
でもさすがにこれは奥多摩の方なのかな。
外来種といえば昆虫や植物も。
普段暮らしてると気付かないけど、
東京、特に23区内って勢力図・分布図がここ10年・20年で
大きく書き換わってそう。
なんというか、人工的というか…
気がついたら普通の猫や犬がいなくなっている。
100年後の世界はそんなかもしれない。