青森帰省4日目


母が暑いと言って起き出す。エアコンをつける。
時計を見ると午前4時。
青森では年に1日か2日あるかないかの熱帯夜に当たったか。


6時にまた目が覚めて、7時までうつらうつらする。
温泉に入りに行く。ぼんやりと湯船に浮かぶ。
次はいつ、来れるだろう?
そのときに僕はどうしているだろう?


朝食。NHKの朝のドラマを見ながら。『梅ちゃん先生』だったか。
朝のメニューも変わる。玉子焼き、明太子、冷奴など。
やはりご飯をおかわり。
もう一度最後、温泉に入りに行って上ってきてベッドに横になる。
『神話の力』の続きを読む。
湯上りの熱がなかなか引いていかない。
今日はどうも暑い一日になりそうだ。


9時半前に精算して、宿を出る。
すぐ脇の小さな川を母が指差して、魚が泳いでいるという。
9:53浅虫温泉駅、下り方面。新青森駅まで620円。
え? そんなにするの?
青森駅までのこの路線がJRから青い森鉄道に移管されたからだな…


ホームに下り立つと真夏の黄色い日差しが降り注ぐ。
先頭車両に乗って、運転席からの眺めを楽しむ。
トンネルをいくつかくぐると、青森市街地へと入っていく。


母とは青森駅で別れる。母はそのまま津軽線に乗り換える。
僕は秋田行きの奥羽本線のローカルへ。
新幹線は11:42発。1時間近く空いて
茶店でリンゴジュースを飲みながら『神話の力』を読む。
甲子園の一球速報を見たら光星学院
今季最も話題の神奈川:桐光学院を破って準決勝進出。
注目の松井は15奪三振だった。2年ということは来年の夏もある。


おみやげに追加で津軽煎餅のセットを。
自分用にリンゴ酢キャラメルと青森りんごハイチュウ。


帰ってきてからやることもあるしと今回はビールを飲まないようにする。
ほろ酔いぐらいならいいかとシードルを2本。夏限定のふじのとドライ。
走り出してさっそく飲む。
周りは小さい子どもを抱えた夫婦や孫を連れたおじいさん・おばあさんばかり。
盛岡で車輌連結の間、つまみ代わりにチップスターを買う。
仙台を過ぎて腹が減って、前沢牛の弁当。これはなかなかうまかった。
最近新幹線乗るときはいつもビールにつまみだったので、
駅弁を食べるのは久しぶりだった。


東京に到着。予想以上に暑かった。
帰って来て荷物を片付ける。母に電話する。シーツと枕カバーを洗う。
その他もろもろ洗濯。
初日に送ったのが届いて、大家さんにお菓子をもっていく。


その他あれこれと片付けて、夜は『神話の力』を読んで過ごす。