納会

今日は年内最後の出社。そういう人も多いのではないか。
神保町にて客先常駐するようになってもう4年。
僕はお客さんのところの納会に出て、1年を終える。
毎年恒例のビンゴ大会があって、缶ビールを飲んで。
(新宿の本社でもやるのだろうか?)


昨日は豪徳寺に引っ越した編集工学研究所の納会に出席した。
18時にオフィスを出て東京駅まで歩く。
新宿から久しぶりに小田急線に乗ったらマゴマゴして、着いたら19時半だった。
やっぱけっこう遠いな。
帰りを調べてみたら世田谷線で下高井戸、京王線に乗り換えて八幡山
バス停「甲州街道」を探して関東バスに乗って荻窪駅南口へ。
けっこうめんどくさい。
環八まで出て環八沿いにってのは歩きや自転車ならばいいけど、
交通機関としてはなかなかうまくいかない。
あるいは新宿にいったん戻って丸の内線か。
来た道を引き返すというのはなんだかうれしくない。
(長居して飲みすぎて結局後者になった。終バスの時間をとっくに過ぎていた)


会場入りすると「静かに入ってください」と言われる。
三味線が演奏されているという。
高さ4mの倉庫のような空間の壁いっぱいに本棚。
引っ越してきたばかりでところどころまだスカスカだけど、
そのうちのひとつは半ばでせり出して柱で支えられ、2階に分けられていた。
そこに梯子がかけられ、上の方で演奏をする。
男性の、…有名な方なのだろうか。
後にはもうひとり女性の方。さらに有名な方なのだろう。地唄を披露する。
調べてみたら、本條秀太郎・西松布咏と名前があった。
その他にも宮本亜門であるとか、著名人がチラホラと。
「内々の集まりです」とメールにあったので気楽な集まりかと思いきや…


自家製サングリアなど編工研スタッフ手作りの料理が振舞われて、
「まあ酒は出ないかな」と思っていたらビールも飲み放題で
引っ越し祝いの日本酒も本棚いっぱいに並んでいた。
新潟の地酒「宝山」の300mlの小さな瓶。
納会の間に1瓶空けて、さらにお土産に2本もらった。
お土産は他になぜか新潟の「カレー豆」と校長の著作か本棚用の黒い鉄製の仕切りか。
僕は仕切りをもらった。


隣り合わせた初めての人と話したり、久しぶりに会う人と話したり。
いっちょまえに現役師範代にアドバイスしたり。
「今日はスーツなんですか?」「アロハじゃないんですか?」
「そろそろ戻ってきてください」「今やってるのいつ終わるんですか?」
いろんな人に声を掛けられた。ありがたいものです。
「うわー! あのアロハの岡村さんですか!? お会いできて光栄です」
とまで言われた。本人がびっくり。


酔っ払って何人か一緒に帰ってくる。
家の近いとある現役師範代の方と荻窪まで丸の内線で。
なんというか来年もどっぷり関わることになりそうだ。