青森帰省その4

38歳初日。
7時過ぎに目が覚める。母は既に台所仕事を始めている。
起こされたような気がして起きたけど、気のせいだった。
昨日のおせち料理の中にあった麻婆豆腐とご飯、味噌汁。
NHKで京都の苔寺を紹介していて、行ってみたくなった。
食後、雪かき。大雪となって1時間かかる。
昨晩飲みすぎて若干二日酔い、かつ運動不足の体にちょうどいい。
元日ということもあって掃除機はかけない。
午前中、母は病院に行って点滴を打つ。
昨日に続いて二日連続。近くの病院が午前だけ開いているという。
昼はうどんを茹でて食べる。
トマス・ピンチョン『逆行』の上巻を読み終えて下巻へ。
一日中読んでる。この日も400ページほど読んで佳境に入る。
夕方もう一度雪かき。
疲れて倒れると困るからと何度言っても母は一緒に雪かきをするという。
その後温泉へ。いつもの小さな鄙びた方は元日休みなので
この日だけは北校の裏の大きくて新しい方に行く。混んでいた。
落ち着いて入ってられず、早々に出てくる。
吹雪の中露天風呂はとてもぬるかった。
作り物の灯篭に雪がかかっていてそれはそれで風情があったけど。
夜は昨日のおせちの残り。
夜、『OL進化論』の最新刊を読みながら
おせちについていた紹興酒を温めて飲む。
facebookに届いた誕生日のメッセージに返信する。


視界の真ん中に小さなゴミが入りこんで、
気が付くと下か右にまっすぐ消えていく。また真ん中へ。
本を読んでいると気が付く。
角膜に傷がついているとかなんらかの眼の疾患なのだろうか…


人生の舵を切って、今年はその結果が出る年。
よかろうとあしかろうと。
来年の今頃、どうなっているだろうか。
人生最大の転機となるか。
既に勝負はついていて、
というか僕にできるところはあらかた済んでいて、
あとは世の中に対してそれがどう転がっていくか。
3月まではその件で忙しくて、世に出るのは夏頃か。
この件が中心になる一年となりそう。