築地で寿司、キリン横浜ビアビレッジ、横浜中華街

今日は東京を離れる後輩の送別会ということで終日遊ぶ。
朝、11時に築地市場に集合。寿司を食べるんだけど3連休初日の土曜、大混雑。
(「きつねや」のホルモン丼が気になっていつか食べてみたい。やはり行列)
外市場の人波の中をウネウネと見て回って、結局路地に入った「虎杖」の離れへ。
どうなんでしょうね。以前たまたま入ってから僕は築地ではここなのですが。
カウンター5名、テーブル2席の小さな店。板前の方とのやりとりも楽しい。
東京を離れる後輩は最後の思い出に厚切り大トロのレアステーキ丼。6,000円。
一切れもらったら霜降り肉のようだった。
僕は炙り丼の上。3,500円。大とろ、金目鯛、牡丹海老など。
うまかったんだけどさすがに今日はかすんで見えた。
さっそくビールも飲む。昼前からのビールは上手い。
外に出て歩いていたら焼き牡蠣を露店で売ってるところがあって、食べてみる。
300円。安い。焼き白子もあった。こちらは200円。
築地の〆は「山長」で玉子焼きの串、甘いの、たれしょうゆあり。100円。


大江戸線で大門へ、浅草線経由の京急快特に乗り換えて京急川崎で各駅。
生麦駅で下りて、工場見学のためキリン横浜ビアビレッジへ。
駅前はいい感じに寂れている。
生麦事件の生麦ですが、石碑があったりしないんですね。
工場の中に入る。14:00からの回を申し込んでたのが
13:50からの回が空いていると言われてそちらへ。臨時の増発みたい。
ここの見学は2回目。あれは7年前か?
129本の貯蔵タンク。1日1本350mlの缶ビールを1本を飲むとして4000年かかる。
瓶詰めは1分間に600本、缶だと2000本。などなど。
見るものの内容とルートは同じかもしれないけど、
前回から大幅にあれこれ変わっている印象があった。ガイドの方が違うからか。
パッキングは今回もラインが停止していてビデオ映像のみ。
土日は止まってるのかな。シフト制で365日稼動しているかと思いきや、そうではない。
今回の題材は一番絞り。麦とホップと水だけを原料とし、
濾過した一番麦芽汁のみを使用した世界で唯一のビール。
(その他の銘柄ではお湯を足して濾過した二番麦芽汁と混ぜる)
そんな話を聞くと「一番絞りがやたらうまそうに聞こえる。


前回印象になかった歴史のコーナー。
キリンビールの宣伝カーとして警視庁登録番号第1号となった
瓶の形をした車両の「ナンバーワン自動車」の実物(ではなく模型だったか)。
最後に試飲。3杯まで。
「一番絞り」と「スタウト」と「ラガー」の3種類。
最初の一杯目が「一番絞り」固定だったのはキリンビールとしての
てこ入れだったのかな。キリンといえば「ラガー」人気が根強いですよね。
田舎に行くとほんとそう感じる。
一番麦芽汁の説明を聞いた後での最初の一杯目だったので
今日は「一番絞り」がとてもうまく感じられた。


飲んでいると、ガイドの方が家でビールをおいしく飲む方法である
「三度注ぎ」をレクチャー。
・最初はグラスに並々と勢いよく注いでむしろ泡だらけにする。
・泡が5:5になる頃までジッと待つ。
 (待てない人はもう1缶、もう1グラス用意して普通に飲む)
 なった頃、減った分を注ぐ。
・6:4になった頃、再度注ぐ。
 泡が固く盛り上がって、グラスを傾けてもこぼれず、注ぎ足しても溢れない。
「誰か飲みますか?」と聞かれて後輩が手を挙げた。
最初のうちは「へー」と飲んでいたのが、
「しまった、これはできたて樽生ではなく、普通の缶ビールだ」と気づいてがっかり…


ビアビレッジを出て、歩いて新子安の駅まで行って桜木町へ。
ランドマークタワーの展望台に上り、少しランドマークプラザを見た後に、
ワールドポーターズへの小道を歩いて赤レンガ倉庫へ。
この界隈、どこもかしこも混んでいる。
山下公園を半分歩いて中華街へ。
明日から旧正月媽祖廟に行ったら人形を立てようとしていて、
テレビカメラの撮影クルーが入って撮影していた。
願い事を叶えるために銅鑼を叩いて両手を触れる。
音というか振動を吸収するのはなんらかの呪術的効果を感じる。
1軒目は「謝甜記」でお粥を食べて、2軒目は以前入ったことのある「均元楼」へ。
ここはおいしいし、それほど有名じゃないのでいつ行っても空いてる。
しかも個室がOK。でもここ、昔旅館だったんだろうな。
2階の個室は畳の床の間ありの部屋に円卓。不思議な空間。
紹興酒をボトルで何本も飲む。


東横線に乗って帰ってくる。特急、ほんと速い。