最近またいろいろと思うことがあって
GOING STEADY を iPhone に入れて会社の帰りに聞いている。
ふとしたきっかけで「夜王子と月の姫」のことを思い出し、
いいタイトルだなあと。数年ぶりに聞き直したらやはりいい曲だった。
この曲と「若者たち」とのカップリングのシングルが彼らの真骨頂だった。
40歳の近づいた今だからこそ、なんか、心に染みる。
「夜王子と月の姫」
https://www.youtube.com/watch?v=8rllCgHznfY
「若者たち」
https://www.youtube.com/watch?v=GXiPo5hdl2M
解散して今年で10年になるんですね。
え？ そんなになるのと驚く。
その後の銀杏BOYZも最近音沙汰がない。
最後にアルバムが出たのが３年前か。
どこかで「私生活が満たされたから曲が書けなくなった」
という発言を目にして、ああ、そうかーと思った。
GOING STEADY の曲と演奏の面白さは
「ここまで生き様をさらけ出すなんて…！？」ってとこにあった。
今がそうなら、それはそれで正しい。
アルバムを制作中という話もあったけど。
今はどこでどうしてるのか。東京の片隅で。
満たされた瞬間、満たされなくなる人だと思うから
これまでとは全然違う曲を書いてそうな気がする。
不器用だから、そういうのが出る。
で、なんなんだこれはと煮詰まって書いた曲を片っ端から捨ててる。
それでいて、これまでと同じことはしたくないと機嫌悪くなったりする。
そんなことを繰り返してるんじゃないか。
少し年下だから彼らも30代後半だ。
いつまでも昔の曲をやってるわけにはいかんだろう。
次は空っぽなところから本当にリアルなものが出てくるか、
どうしようもなくつまらなくなっているか。
ハッとする瞬間を、また夢見たい。
おまけ「銀杏BOYZ せんそうはんたいツアー 夜王子と月の姫」
https://www.youtube.com/watch?v=n08fnQOYmq8
