キャンペーンというもの

マーケティングの教科書を読めば
たぶんすぐ書いてるようなことなんだろうけど、
恥ずかしながらこの年にしてようやくわかったこと。


『クイズに答えてもらおう! ノドごしググッとさわやか。
 これまでにない飲みごたえが特徴の新しいビールは?


「○ルトラ ドライ」


 正解された方、1,000名様に
「ウルトラ ドライ」6本パックをプレゼント!』


とあったときに、なんでこんな簡単なことを聞くんだろう?
答え次に書いてんじゃん。バカにしてるのか。
とずっと思ってた。


これって、問いかけられることで「それってなんだっけ?」と
興味の壁を一瞬でもこじ開けるきっかけになって、
すぐにも「ああ、ウルトラ ドライか」と答えが与えられることで
その穴をスーッと通って頭の中のしかるべき箇所に格納される。
そんな意識付けを目的としている。
だから市場に出回ったばかりの新商品に対して有効となる。


逆に、シールを3枚集めると当たりますなんてのは
商品名が認知されて、さらに売上を伸ばしたいときに有効。


…なのではないか。