大阪遠征 その1

今週末は担当している2つの教室がそれぞれ汁講(オフ会)。
土曜が大阪で日曜が東京。
今日は午後休んで昼から大阪へ。
今週はトラブル続きだったけど全て忘れて東京駅へと向かう。


一日、夏の暑さ。シャツを上に羽織ってきたけどいらなかった。
東京駅の地下で明日午前の訪問のために洋菓子を買う。
(昨年11月、後輩の突然の死に際して大阪に駆けつけることができなかった)


グランスタの「伊達の牛たん」にて牛たん弁当のみそ味を買う。
新幹線が走り出してさっそく食べる。今回は缶ビールは飲まず。
東京駅で切符を買ったら窓側は満席。
それが名古屋を過ぎてガラガラになる。
僕も窓側に移動して、iPhoneに電源のコードを差して充電する。


今回持ってきた本はチャイナ・ミエヴィルの『都市と都市』
ハヤカワ文庫のSFから出ているけど、
パラレルワールドもののミステリと捉えたほうがいいだろう。
2012年度の『SFが読みたい!』で海外版1位。
昨年出た次作も評判がいいようだ。


13:00発で新大阪に15:33着。
御堂筋線に乗って淀屋橋のいつものビジネスホテルに荷物を置くと
また御堂筋線に乗って動物園前へ。
飛田新地へと向かう。アーケードの商店街を歩く。
地べたに座ってバッタもんのDVDを売るおっちゃん。
真昼間からスーツを着て泥酔して
仲間に肩を担がれて引きずられるサラリーマン。
飲み屋からはカラオケが聞こえる。
揚げ物を揚げている定食屋が暇そうにしている。
飛田新地の通りに入る。歩いている人はまばら。
若い子のいる店が中心部にあって、端の方に年増の女性、
どうやらそういう構成となっていることを知る。
僕は客引きのおばちゃんが盛んに声をかける中、
一通り回って「ああ、この子が一番かわいいな」と思ったところに入る。
15分で11,000円。昨年飛田新地は来たことがあったけど、
「いやー、来たの初めてです」とした。
終わって、壁に貼られていた「お造り 時価」っていくらなのか聞いたら、
料亭ってことになっているから一応貼ってるけど実際は提供してないと。
また来てね、と名刺をもらう。
これもってるとおばちゃんから声がかからないからとペコちゃんの飴ももらう。
日曜以外は毎日ここで15時から働いているのだという。
若くして何があったのだろう。


御堂筋線を北に戻って、梅田へ。ブックファーストに入る。
お世話になってる方がイベントで、
ここの一角の本を選んで並べたというので見に行く。
その後、梅田の反対側、例によって「やまもと」へ。
18時。並ばずに入れた。オムそばとハイデラックスのねぎ焼き。生中2杯。
オムそば初めて食べた。麺がもちっとしっとり。
これをずっと食べてこなかったのは不覚だった。


最後に、できたばかりで話題のグランフロントへ。
飛田新地でもその話になった)
ものすごい人手。上の階の飲食店街も。
明日は夕方ここの店に入るけど、予約するよう頼んでおいてよかった。
南館、北館それぞれの屋上庭園まで上って写真を撮る。
今日は満月。HEP FIVE の観覧車の上を横切る。
手すりから見下ろすと真新しいビルと古びた操車場の対比が美しかった。
巨大な北館は真中が吹き抜けになっていて、
これはもしかして日本一大きな吹き抜けなのだろうか?
各階に入っているバルやバーがおしゃれだったな。いつかまた来たい。
そういや、米朝アンドロイドがあった。


伊勢丹の地下の551で海老焼売と焼き餃子を買って
ホテルの部屋で缶ビールを飲みながら過ごすことにする。