小平市住民投票

昨晩、小平市の道路拡張計画の是非を問う住民投票がなされた。
投票率50%以下ならば開票しないと市長が宣言していて話題になっていた。
結果、投票率が基準を下回って開票なしとなった。
建設計画はそのまま続行だろう。
微妙なところを突かれて「なんだかなー」という気分。


毎日新聞 <小平市住民投票投票率35.17%で不成立 開票せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130526-00000040-mai-soci


結果を開示しないってそれいいの? というのも気になりつつ、
市内の雑木林約500本を伐採するとか
玉川上水の遊歩道を分断するというところが僕は気がかりだった。
上京して最初に住んだのが小平で、玉川上水も何度となく歩いた。
ああ、あの風景のどこかが失われてしまうのか。


正直、道路ができたときの経済効果を一切検討せず、
僕に投票権があったならばノスタルジアゆえに反対に投じただろう。
しかし、そんなことができるはずもなく、
facebook でこの件を問題にしている人がいたら
「いいね!」ボタンを押す程度。
そんな僕自身が「なんだかなー」である。


それにしても、今回の住民投票このままでいいのかな。
この先どうなるのだろう。
というか、僕はどうしたいのだろう。


それにしてもなぜ、投票率が低かったのか。
住んでる人にとってはどちらでもよく、
これといって関心がもてなかったのかもしれない。
それを周りの人がワーワー言ってて、
逆にしらけたのかもしれない。
雑木林約500本もどこがその対象なのか具体的に知ってる人と
言葉だけで「雑木林約500本」と聞いた人とで
想定する範囲が全然違うのかもしれない。