サハリン旅行:8/21もっともっと続き

駅前まで歩いていって、郵便局へ。
中に入るとさっきよりも行列が伸びている。
その1つに適当に並ぶ。いっこうに人がはけていかない。
家族なのか友人なのか列の途中に普通に入ってくる。
これら皆、同じ書類を持っている。何かしらの保険商品の販売日なのか。
うーん、どれぐらい待たされるのか。並んでいるここでよいのか。
自分の番が来たら「切手は向こうの窓口」と言われたりしないか。
ふと周りを見ると他の窓口は1人か2人しか並んでいない。
そちらに移動する。見てると今対応している1人だけ、
他に並んでいない窓口はその1人が終わると閉じてしまう。
なんか適当だなあ。ロシアっぽい。
トータル20分か30分か待ってようやく僕の番へ。
エアメールと言ったらはじかれず、受け付けてくれる。
「ドゥバ…」なんとかと言われる。2ルーブルなのか、20ルーブルなのか。
窓口の不機嫌そうな女性は(間が悪くて閉じそびれたからか)
その後固まって動かない。とりあえず100ルーブル出して様子を見る。
やはり動かない。何か言ったりしたりしないといけないのか?
いや、コンピューターがレシートを打ち出すのを待っていたのだ。
20ルーブルだった。絵葉書に切手を貼ってくれる。これを自分で投函した。


その後中央のカムニチーチェスキー通りを歩いて
反対側からミーラ通りに入ってチェーホフ記念館を探すが見つからず。
「ミーラ通りの104」とはいったいなんだったのか。
その近くのレストラン「ルースカヤ・クーフニャ」も
グルグル歩き回るが見当たらず。日はまだ出ていて暑い。
そのとき南北のチェーホフ通りを歩いていて、
もう1つの「チョールナヤ・コーシュカ」が
中央のカムニチーチェスキー通りを挟んで反対側と知ってそちらへ向かう。
集合住宅とスーパーとその他小さな店の並ぶ通りを歩く。
なんとなくこちらも見つからない予感がして、気がついたら通り過ぎていた。
引き返す。「チェーホフ通りの43」とガイドブックにはあって
見つけると集合住宅。その1階が店というわけではない。
ガイドブックの写真を見ると黒猫を描いた看板が出ている。
(「チョールナヤ・コーシュカ」とは黒猫のこと)
おかしいなあと思いつつ集合住宅の群れに囲まれた公園を突っ切って
奥へと向かったらようやく見つかった。これは分かりにくい場所にある。


中に入る。ドアを閉めると呼び鈴が鳴る。女性の店員が来て席を案内される。
壁にはパリの小粋な男女?のやり取りを描いた絵と猫のぬいぐるみなどあれこれ。
店内には90年代のハウス系ポップスみたいなのがかかっていた。
今流行のロシアンポップスがこういうのなのだろう。
アサヒビールの大瓶1本(250ルーブル)と
豚肉とキャベツのペリメニ(400ルーブル)と
ビーフストロガノフ(800ルーブル)にする。
その後今日はビーフはないとのことでポークストロガノフに変える。


ビールを飲みながらこれまで撮った写真を見ていたら
それほど待たずに料理が来た。
高級店だけあって、どれもうまかった。
ペリメニはプリプリしていて、フワッとしつつもキュッとしまっている。
ポークストロガノフも繊細な調和の取れた味でじんわりコクがある。
ロシア的大雑把さが微塵もなかった。
ここはロシア料理だけではなくギリシャ風、メキシコ風、中国風、
メニューが豊富だった。どれもおいしいのだろう。
また明日来るかどうか、迷う。
食べ終えた頃に何かを言われて、
頷くと料金を書いた紙が分厚いカバーに挟まれて渡される。
ちょうどの金額があったのでカバーに挟み返す。店の外に出る。


ホテルまでまっすぐ戻る。
これでユジノサハリンスク中心部を一周してだいたいの位置・距離感が分かった。
そんなに大きな町ではない。朝訪れた郷土史博物館とロシア正教会の前を通りがかる。
見るとあちこちに停まっている車が日本製。
北海道電力」「旭川国分」などと書かれている。


ホテルまで来て、その先のガガーリン文化公園にそのまま入っていく。
今日は暑かったから人が多い。駐車している車も多い。
入口で各国のいろんなキャラクターの風船を売っている。
ディズニー系のマイナーなアレとか、日本だとキティちゃんだとか。
昨日は止まっていたアトラクションのいくつかが動いていた。
子ども用のジェットコースターがガラガラガラと上って急降下する。
昨日の野外ディスコの前を通ると踊っている人はいなくて、
セミプロで雇われているのか、男性が1人カラオケで歌っていた。
フライングカーペットから歓声が、メリーゴーラウンドから笑い声が聞こえる。
ベビーカーを押す若い母親たちの姿が目立つ。
僕は観覧車に乗ってみた。100ルーブル
夕暮れの光が眩しく、目を開けていられないほどになる。
最初は遊園地を見下ろし、上り詰めたところでユジノサハリンスクの街並みを眺める。
どこを見ても緑が多い。自然が豊かなんだな。
これがいつまでもこのままであることを願う。


ホテルに戻ったら西日が直撃して部屋の中がムアッと暑かった。
冷房を入れる。今夜もまたスポーツチャンネルを見る。
寝る前に缶ビール。
iPhone で撮ってた写真、撮っては消し撮っては消しとしていたのが
ついにどうにもならなくなって
これ以上消せない、残したいというものばかりになる。
最後の手段としてアプリを消して残り容量を増やす。
今回の旅行では東京に着くまでの間になくても我慢できるもの。
YouTube / Google Map / Bloom の3本。
何かに屈したようで残念だ。
24時半(日本時間22時半)に眠る。