お墓というもの

昨日、お墓と埋葬の話になった。
最近お墓を立てるのではなくて植樹するのが人気みたいですね、と。
枝を伐採するといった日々の手入れは業者の方たちがしてくれる。
この一角に混在しますという植え方よりも
この一角を一人の方に切り分けますというほうが高いのだとか。


こんな話を聞いた。
仙台で執り行われた納骨の際、
骨壷のまま置くのではなく骨壷から取り出して骨を撒いて、
とても驚いたとのこと。
ひとつの墓の中で何人もの骨が交じり合う。
東北一円ということで青森もそうなのだろうか。
そう言われてみると僕にもそういうイメージがなんとなくあった。
曾祖母や祖父の場合どうだったのか。
子供の頃だったので覚えていない。
もしかしたらそういう光景を垣間見たのかもしれない。


ちらっと Yahoo! 知恵袋を見てみると
火葬してから通夜という地域があったり
骨壷ではなく白木の箱に入れるというところがあったり
骨壷ではなくやはりお墓の中に撒いて土に返すのが正しいという意見があったり。
そのもろもろの違いは地方や家庭によるものなのか、
宗派の違いによるものなのかも意見が違っていたり。
ふーむ、もはやけっこういろいろなものが曖昧になってるのだなあと。


さて自分はどうするかという話にその後なって、
僕他何人かが遺骨は海に撒いてほしいと。
お墓はその土地に縛られそうで。
というか、完全に消えてなくなってしまいたいというか。
土というよりも地球に還っていく。