御朱印帳というもの

自分の住んでいる場所や属している世代の中にずっといると
世の中で何が流行っているのか知らずにいることがある。
僕にとって「御朱印帳」もそのひとつ。
これって今、静かなブーム?
いや、けっこう前から大掛かりに?


なんとなくは知っていたけど先月頭に京都に行って
東寺に入ったら御朱印帳をもらう人たちの長い行列。
今、京都のあちこちがこうなんだろうな。
先週熊本でも阿蘇山のお寺の和尚さんが
今、御朱印帳に力を入れている、オリジナルのを作りたいと。
他で聞いた話ではこれ、結構いい儲けになるんだとか。
一筆書いて判子押すだけですからね。
そんなに元手がかからない。1回300円でも結構な実入りになる。


お金のことはさておき、御朱印帳にたまっていくのは楽しいでしょうね。
日本人ってこういうの好きですよね。
スタンプラリーなんてものがあるのは日本だけなんだとか。
パスポートに各国の入出国のスタンプを押してもらうのも同様。
以前床屋さんで聞いた話では
旅行に出かけたらその土地の郵便局でお金を預けるのだとか。
その郵便局の名前が刻印される。
そのためだけの口座と通帳をつくった。


調べてみると「りそめぐ」と呼ばれ、
りそな銀行の通帳でそういうことやってる人もいるみたいですね。
いくつかそれをテーマにしたブログもあった。


起源を調べてみようとしたが、パッとは分からなかった。
御朱印帳専門店のサイトがあった。
こういうの最初に目をつけた人は偉いなあ。
えーっ! こんなおしゃれなものなの? と驚いた。
http://www.goshuincho.com/


集めてコンプリートの好きな僕は将来的に始めそうな気がする。