エレベーターというもの

昨日、オフィスでエレベーターの点検作業が行われていた。
開いたドアの向こうに灰色の壁、垂れ下がるケーブル、
何に使われているのかよくわからない小さな装置が幾つか。


こういうのって思わず見てしまう。
作業している人の側でマジマジと見ている訳にはいかないから
それとなく何度も通りがかったふりをする。
必ず二人一組で作業している。
二人揃ってトイレ休憩に行かないかな、そしたらこっそり写真取るのにな、
なんて思うがもちろんそんな瞬間はなく。


こんなときにエレベーターってよくできてるよな、と思う。
ドアが開いた瞬間、個室が広がっている。
いつだってそこにあるかのように。
待っている間がどうなってるかだなんて普通考えない。
ドアが開いた時に個室が無かったりしたら、
いつものようにそのまま前に歩いて行って…
そういうことを考えるととても怖い。


世の中には2種類の人間がいる。
思わぬ事態でエレベーターに閉じ込められることを恐れる人間と
あるはずのエレベーターがなくて奈落の底に落ちることを恐れる人間と。


ウルトラQ』のどこかでエレベーターに乗ったら
そこにはないはずの地下深くの階が開いてそこは異世界だったという。
(最終回「あけてくれ」かな、違うか)
そういうこと、時々ふと考えませんか?
エレベーターに乗ったらロケットになっていていきなり打ち上がって宇宙へ。
そういうアニメも子供の頃、見たように思う。


調べたらこういうのがあった。
世界一高いエレベーター塔「G1Tower」茨城県にある。
http://www.pref.ibaraki.jp/hakase/info/32/
これを読むと日本最初のエレベーターも茨城にあるみたいですね。
偕楽園好文亭に、手動の。


日本一大きなエレベーターが梅田阪急ビルにあると聞いたことがある。


このページが見る価値あり。
「最高に斬新でクリエイティブなエレベータ 20選」
http://blog.livedoor.jp/loveai0221/archives/30663778.html