熊本へ その1(9/26, 9/27)

ご両親に改めてご挨拶。熊本へ。


9/26(金)


定時少し前にリュックサックを背負い、荷物を抱えて外に出る。
17時半。秋分の日を過ぎて空は既に暗い。
三田線に乗って日比谷へ。有楽町で乗り換えて浜松町からモノレールに乗る。
オフィスにいる間もそうだったけど、ふくしまの件などあちこちにメールを送る。
各駅停車。18時半に着く。荷物を預けてすぐ保安検査場へ。
ちょうど搭乗開始の頃。


乗り込んで「るるぶ」の熊本を読み返し、『映画欠席裁判』の続きを。
21時前に阿蘇くまもと空港に到着。
向こうのご両親が車で迎えに来てくれている。
熊本市外へ。居酒屋に入って秋刀魚の刺身やむかごの唐揚などを食べる。
今日はおばあちゃんの家に泊めてもらう。
風呂に入らせてもらって寝たのは午前0時半。
虫の音が聞こえる。

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9/27(土)


7時起き。朝晩は冷え込む。
練成の返答をと思ってノートPCを立ち上げるが、出題も指南もメールは1通も届かず。
休みの日だから日中に届くのか。
昨日の結婚報告から、facebook にメッセージがいくつか届く。
ありがたいものです。


朝食。「花子とアン」が最終回。
来週からの新しいドラマが初めての日本人ではないヒロイン。
このニュースをずっと前に聞いたとき、
花子とアン」にアン役ないしは作者のモンゴメリー役で出るのかと思っていた。
青森に帰ったときなどたまに見てていつ出てくるのだろう? とずっと不思議だった。


おばあちゃんから宮崎県のマンゴー餅と鹿児島の兵六餅をもらう。


9時半、車に乗って江津湖へ。駐車場に停める。
大学の体育会だろうか。揃いのジャージを着て一列になって筋力トレーニングをしている。
劇団員が河童のようなかぶりものをして、もうひとりは農民の格好をして稽古している。
犬の散歩をする人たち、ランニングをする人たち。
空はほどよく晴れていて青空が覗いている。心地のよい土曜の朝。
錬成のメールが届いて、iPhone で返事を作成して返す。


家に戻って一息ついて、お土産を渡す。
「よろしくお願いします」と挨拶をする。
ものものしくはなく、お互いさっくりと。


11時半、車に乗って天草へ。
途中で「ひらい」に寄って
「ちくわサラダ」(ちくわの中にポテトサラダを詰めた天ぷら)を買う。
カレー味やチーズを詰めて大葉を巻いたのとかいくつか種類があった。
ドライブは楽しいとサツマイモの天ぷらやフランクフルト、うずらの卵のフライなども。
缶ビールも飲む。どれもまだ温かくておいしかった。
イートインコーナーもきれいでカツ丼が500円と安く、メニューも豊富。
以前お土産にもらって食べた「山ちゃんラーメン」もおいしかった。
東京に進出すればいいのになあという話をする。
その「ひらい」が国道を走っていると数百メートルおきに右に左に出てくる。
どこも駐車場がいっぱいで賑わっている。
味千ラーメン」や「every one」というコンビニも多い。


南へ。宇土市に入って西へ。
国道に沿って単線が走っていて、最近では「A列車」と呼ばれて人気らしい。
たまたま通りがかるとレトロなさつま芋色の車両が2両、ゴトゴトと進んでいった。
海辺に出る。
三角西港で休憩。長崎が近いからか白い洋館のようなきれいな建物が並ぶ。
土産物屋に入るとくまモングッズと並んで
手毬やタコ飯の素、コーヒーの袋をカウボーイハットなど何種類かに仕立てた帽子が。
塩キャラメルがおいしそうだったので買う。
海辺に出ると休日を過ごす家族や釣り人たち。
目の前には有明海に浮かぶ島が広がり、橋が結んでいる。


車に戻ってその橋を渡る。天草五橋のうちの1号橋。
瀬戸内海のように小さな島が点在する。
海辺の小さな町。しかし寂れているわけではなく、淡々とした生活の力を感じる。
島特有の、何かが仮そめのまま根付いて時間の流れがゆっくりとなったような感覚がある。
国道沿いのロードサイドが立ち並ぶ。
2号橋・3号橋・4号橋・5号橋と渡って、有明へ。
そのうちに缶ビールを飲んだこともあってウトウト。
目が覚めると本渡に渡っている。