昨晩は代々木体育館でドリカムのコンサートを見た。
新しいアルバム「ATTACK25」の発表ライヴってことなんだけど
このアルバム自体がデビュー25周年を記念するものであって。
1曲目が1枚目のアルバムの冒頭の曲だったように、
新作とこの1枚目の曲を中心にセットリストが組まれていた。
面白い趣向だった。この25年間のベストヒットライヴにはしない。
ファン投票をもとに曲を決める、
4年に1度の「ドリカムワンダーランド」が来年ってこともあって。
歌われた中には、というか「ATTACK25」の中には
「ダバダー」とネスカフェのCM曲やミスドやトヨタのCM曲もあって。
映画やドラマの主題歌もあったようだ。
その中では最後のパートで歌われた「さぁ鐘を鳴らせ」や「AGAIN」がよかった。
いい曲を書くよね。
何が今回新しいかというと、アリーナ中央に細長いステージを組んだということ。
客席に前後があって、前の方だとステージが大きく見えて
後ろの方だとちょこんとしか見えないというのではなく、
どの角度からも歌い演奏する姿が見ることができるようになっている。
それは逆に言うと、吉田美和が会場に来た全員に
25周年の感謝の気持ちを伝えやすいということでもある。
短距離走のトラックのようなステージは
真ん中にバックミュージシャンのエリアがあって、
その左右両端を行き来してバックのダンサーたちとともに歌い踊る。
40代後半とは思えない、全速力っぷりを何度も披露していた。
ドリカムのアルバムはかろうじて1枚持っていたか。
改めて2時間半どっぷりと聞いてみて
ドリカムの音楽性って面白いなと思った。
ロックでもないし、ソウルでもない。ましてファンクでもない。
かつ、J-POPとしてもどこにも当てはまらない。
サザンがサザンとしか言いようがないし、
ユーミンがユーミンというジャンルなのと一緒。
「WONDER3」の頃が高校1年生か。
クラス内の公認カップルのふたりが貸し合っていたなあ。
その後2年か3年の時に別れた。
今、どうしているだろう? と思う。
今の高校生たちもドリカムを聞いたりするのだろうか、と思う。
客席は昔からのファンなのだろう、40代ぐらいの女性が多かった。
昔からのファンであって共に成長してきたというような。