田園都市線 vs 大井町線

二子玉川に引っ越してきて1週目。通勤経路も変わる。
二子玉川、用賀、上野毛、3駅のちょうど真ん中ぐらいのところにあって
どこからも10分以上歩く。どっちに向かっても時間的にたいして変わらない。
用賀なら田園都市線上野毛なら大井町線
二子玉川は両方が交差するけど、用賀や上野毛のひと駅向こうとなる。


さて、これからどちらで通うか?
神保町となると半蔵門線直通の田園都市線だと乗り換えなし。
常識的に考えるとこちら。
しかし、殺人的に混むともっぱらの噂。
こういうのを読むと、ほんとやばそう。
東急田園都市線の混雑」
 http://goo.gl/8IDEFA


乗車率が200%を超えるってのはさすがにおかしい。
本数を増やしたり対策を講じることはできないものか。
車両間隔もあって、たぶんそう簡単にはできないんだろうけど。


昨日の朝、試しに乗ってみた。
7時前に二子玉川から。
さすがにこの時間帯だとそこまで混んではいない。
しかし、座れないのはまあいいとして座席の前の吊り革も全て埋まっている。
網棚に鞄を置いて本を読むことができない。
ドアの前のスペースに立って右手で吊り革を握り、
左手の薬指と小指で会社鞄を掴んで残りの指で文庫をかろうじて読む、
ページをめくるときは吊り革をいったん離す、そんな感じでしばらく過ごす。
これではハードカバーは読めないな…


さすがに渋谷でごそっと降りて席の前に移動、網棚を確保。
永田町でガラガラになって数駅座ることができた。
うーん、これならまだましかと思って帰りに乗ってみたら
なんか朝以上に混雑してるんですね。定時に出ると。
えええええ。そりゃないよ。
そんで渋谷のハンズに寄ってまた乗ろうとしたらギュウギュウ詰めのラッシュ。
急行は乗ろうとしてもパンパンで弾かれる人が目の前に。
各駅でなんとか隙間に潜り込む。本を読むどころじゃない。
こりゃあかんな…
三軒茶屋で減り始めて用賀に着く頃には下りられるようにはなっていたけど。


今日は大井町線で。
6時半に家を出て、定期の入った財布を忘れて二子玉川の駅から引き返す。
07:15 ぐらいに乗っただろうか。座れはしないものの空いている。
昨日今日と青空、窓の外にはゆったりと町並みが広がっている。
心なしかのんびり走っているように思われた。
大岡山で乗り換える。南北線直通の目黒線はかなり空いていた。
その一本次の三田線直通の目黒線へ。割と混んでいる。
でもまあ本が読めなくもなかった。
神保町に到着する。door to door で70分。
昨日の田園都市線だと60分。だったら大井町線三田線かなあ。


これまで15年乗ってきた丸ノ内線の偉大さをしみじみ思う。
東京駅まで往復して、
行き帰りに座れずにたったまま行くのは月に1度あるかないか。
身体的にも楽だったなあ。寝ようと思えば寝れた。
これからはそうじゃなくなる。
どれだけこたえるんだろう。


でも、神奈川・埼玉・千葉から通ってる人たちは毎日この混雑に耐えてるのであって。
それが都心で働くということの、普通。
自分はこれまで楽しすぎた、甘やかしすぎた…


と言いつつ、次の引っ越しでは絶対荻窪(あるいはどこでアレ始発駅)に戻ってくるぞ、
と固く心に誓うのであった。