自己紹介というもの

WEB上の学校に関わっているため、時々自己紹介というものに出会う。


・自分を○○に例える
 例)お菓子、鍋の具材


・好きな○○を3つ挙げる
 例)人物、本、映画


この3つが定番だろうか。


前者は自分について多くの言葉で説明しなくても
お菓子ならお菓子の、鍋の具材なら具材の「らしさ」で
その人となりの輪郭が見えてくる。


このとき、□□な○○と形容詞を付けさせるとおもしろい。
単に「チョコレート」よりも
「真夏の日差しに溶けかかったチョコレート」とすると
その人となりがなんとなく見えてくる。


後者は「3つ」というのがポイントだろうか。
三角測量的に立ち位置が見えてくる。
三角形の形や大きさ、その重心の位置というもの。


これも、マニアックで誰も知らないものをあえて持ってくる人。
同様に周りが知らなくてもどうしてもそれを伝えたい人。
誰もが知ってるもので表そうとする人。
などと選び方にやはりその人となりが現れてくる。


そういえば、自己紹介では「自分を電化製品に例える」のが面白い
とどこかで聞いたことがある。
電化製品の「機能」が自分の「役割」に当てはめやすいのだろう。


新卒採用の面接では「自分を色に例える」「動物に例える」というのが
よく質問として出てくるため、
ネット上ではその対策も交わされているらしい。
こんなとき、独創的な答えがいいのか、自信を持って王道な方がいいのか。


などと書いてきて思い出したのが
mixiのバトンって相当はやったけど、今は見かけないというか
facebook では見たことがない。
あれはただ単に流行り廃りの問題なのか。
それともmixiで流行ったものを持ち込むなんて、
という住み分けの感覚なのだろうか。
忘れた頃にまたひょっこりと流行りだすかもしれない。