世田谷区「フラワーランド」

この土日、世田谷区瀬田の「フラワーランド」にてお祭りだというので
日曜の今日、近くなので行ってみた。


土曜も夫婦、自転車を漕いで行くも僕は午後イチからの用事のため途中まで。
行った妻は緑が多くてなかなかよかったと。
LINEで送られてきた写真を見る。
バラ園やバラのプロムナードがあった。
夜、帰ってから聞くと藤棚やハーブガーデンもあったという。


よく晴れた日曜の昼、再度自転車に乗って行ってみると停める場所もないぐらい一杯で
中に入ると子どもたちがはしゃぎまわり、大人たちが汗だくになって焼きそばを焼いている。
焼きそばとフランクフルト、缶ビールやラムねなどの飲み物、きなこ餅の屋台が出ていた。
焼きそば、フランクフルト、缶ビール、きなこ餅とそれぞれ買う。
テキヤの方たちが来てるのではなくて、町内会の有志、お父さんとお母さんたちで。それがいい。
きなこ餅は妻が買ったのが最後の一個で、「完売しました!」と拍手が。
餅はその場でついたもので、使い終えた杵と臼が置かれていた。
午前中、餅つきしていたのだろう。


植物園の奥の方へ。水車小屋があって、その前のベンチで食べた。
作りたての焼きそばが氷水でよく冷えた缶ビールによく合った。
300円という安さなのに肉も入っている。
フランクフルトも100円。
花見の時期の靖国神社だったら同じフランクフルトが300円か400円か。
水車がのんびり回って水が流れていく。
水路は園内を流れ、靴を脱いだ子どもたちがじゃぶじゃぶと遊んでいる。
その周りで母親たちが世間話に花を咲かしている。


一回りしてよく手入れされた植物を見て回る。
歩いて回る範囲は実は狭くて、その周りに本格的な栽培エリアがあった。
ビニールハウスの中で忙しく立ち働いているおじいさんはリタイア後の嘱託職員か。
こういう人生もありだな、と思う。


縁日の方に戻る。ヨーヨー釣り50円なんてのもあった。
歩いていたら「コケ玉」づくりのテントがあった。
ひとり500円。手ほどきを受けて自分で作るもよし、作ってもらうもよし。
やはりシニア世代の方がインストラクターで。
まずは苗木を選ぶ。10cmもない小さなものが並んでいる。
妻がコーヒーの木で、僕はクロトン。
茶色い根の塊のようなものを下地として包んで固形肥料を入れる。
その次に緑色の生苔を巻き付ける。
おにぎりを握るように丸くして、針金を巻き付ける。
家に持ち帰ってからは小皿の上に置いて育てる。
やがて苔が全面的に生えてきて丸いボールのようになる。
小型の盆栽というか。
ホタテの貝殻の上で育ててみてもいいらしい。


持ち帰ってきて、妻がさっそくキッチンと玄関に飾る。
僕が2階の畳の部屋で昼寝している間に
妻は玄関の周りに咲いていたドクダミを引き抜いて洗い、
ガレージで乾かしてお茶にしてみるという。
その後鉢植えの土の入れ替え。
起き上がってからは一緒に高島屋の「ガーデンアイランド」のガーデニングの店に行って
観葉植物の土やウッドチップなどを買って帰る。
店の中はハイソな人たちでゆったりと混んでいた。
世田谷ってやっぱそういうとこだよな、と思う。