「EVER DREAM THIS MAN?」

このところ気になっているのは
「シャドー・ピープル」(シャドー・マン)
謎の黒い影の形をした人物が写真や映像に写っているという。
例えば東スポだけどこの記事参照。
http://www.tokyo-sports.co.jp/blogtalent-yamaguchi/348/


うーん、98%ぐらいはたまたま写ったものなんじゃない?
Youtube にたくさんまとめ動画が上がってるんだけど
どれも素人っぽい編集でそれを輪をかけて信憑性を下げている。
そういうのも含めて面白いっちゃ面白い。
残りの 2%は?
世界中の人たちの想像力から生み出された
なんらかの超常現象的な存在が本当に実在するんじゃないかとも思う。


最近もうひとつ気になったのは、こちらの記事。
世界中の何百万もの人の夢の中に同じ人物が出てきて、
助言を与えているのだとか。
http://spotlight-media.jp/article/109248768052524559


実際のところはこの記事の中に挙げられた仮説の
4番目が妥当なとこなんだけど。


「夢の中に時々同じ人が出てきていませんか?」
「その人ってこういう顔してませんか?」
と聞かれたら、だいたいの人は
「うーん、そういうことあるかも」と思うんじゃないかな。
誰にでも当てはまる曖昧なことを占いの結果として告げられると
思わず信じてしまうという「バーナム効果」にどこか近いような気がする。


どういう顔かは別として
フロイトの言う超自我(スーパーエゴ)が
夢の中で具現化して現れることはありそうに思う。
善悪の判断を司る良心というか。
それは共同体の中での価値や規範の共有に基づいている。
ある種の集合的無意識


もしそれが顔を持つならば
身近なよく知ってる人ではなくて
見たこともない得体のしれない人物になるんじゃないかな。
笑顔を浮かべた優しき慈父や慈母ではなくて。


ここでSF的設定を考えるならば
夢の中にいつも登場する人物や人物群がいて
その人とやりとりすんだけど、いつも目覚める前にその記憶を消すとか。
夢の中でのみ存在することができて常に漂う民というか。