2015-11-12 MUSIC 詩を書く 女は庭に立っていた 白いドレスだった 花束を抱えていた 雨に濡れていた 古びた椅子が側にあった 音楽が流れていた 音楽 雨の向こうから、女の居るところまで 首を振った、視線の先には海辺があった 楽団が通り過ぎた 間に合わせの楽器、音符、指揮棒 目を閉じると雨の向こうに消えていた