５年ぶりに復活した「M-1 グランプリ」を見る。
うーん、全然知らなかったけどトレンディエンジェルが優勝か。
いや、笑ったけど、あれは敗者復活戦からの勢いであって。
最終決戦のジャルジャルと銀シャリがだめすぎた。
そもそも銀シャリは今回の決勝の９組の中では一番つまんなかった。
ジャルジャルは最初結構笑って、うまいなあと感心したけど
２回目が言葉を入れ替えただけで構造が全く同じネタ。
さすがにいただけない。
用意して来ないなんて優勝する気なかったのか？ とすら思った。
どちらも正統的な漫才としての佇まいはきちんとしていて安定感あったけど。
トレンディエンジェルは普通に決勝戦に進んでいたら
ここまでの勢いがなく、「なんだハゲネタか」で終わったと思う。
今回の最終決戦も同じく敗者復活戦から勝ち上がった
サンドウィッチマンのような凄味、全てをなぎ倒す存在感はなかった。
もう一度言うけど、今回は消去法で仕方がなかった。
一番笑ったのはタイムマシーン３号なんだけど。
デブネタだけで押すのかと思いきや、途中から逆方向に方向転換。
腹がよじれて、最後「滅びの呪文タニタ」で涙が出た。
（タニタはその後、 twitter のアカウントでの対応が神業）
なんでかなあ。吉本じゃないからか。
今回審査員が歴代の優勝者で、それはまあいいんだけど
コメントを求められると
「吉本で同期で」「よく飲みに行く」「家が隣」とかそんなんばっかりで。
なんかずるいよなあ。
あと面白かったのはスーパーマラドーナと和牛。
個人的には好き。でも確かに次に進むだけの風格がない。
一番興味深かったのはメイプル超合金。なんだろこの得体のしれなさ。
トップバッターにしては善戦したと思う。
忘れられず、もう一度見たくなる。
いや、こういう僕のセンスがずれているのか。
トレンディエンジェルはこの後、ハゲネタからどう脱皮するんだろう。
大丈夫かな。
絶対優勝すべきはタイムマシーン３号だったよ。
