ペーパードライバー教習

昨日、ペーパードライバー教習の第一回目を受けてきた。
世田谷区界隈で個人でレッスンしている方がいることを知って、申し込んだ。
妻の両親が乗っていた車を譲り受けることになり、
ちょっとした買い物も車で行くことが増えた。
その都度妻ばかり運転するというのもなんだなー、ということになって。


用賀駅で待ち合わせ、助手席に乗って住宅街へ。
先生は年配のおばちゃんだった。結構長いこと教えているらしい。
車の運転は不注意がすぐ事故につながるため、優しくない、というか厳しい。
当たり前か。その分みっちり教えてくれる。


免許を取ったのが大学院の1年生の時だから、四捨五入すれば20年ぶり?
ほんといろんなことを忘れていた。
パーキングからドライヴに入れようとしても動かず、
ブレーキを踏むのを忘れていたとか。
サイドブレーキもなかなか下がらない。
左折や右折のさじ加減が見事なぐらい身体感覚として抜けていて、
結局この日はそればかり復習。
世田谷の砧の裏辺りは碁盤の目になっていて、
閑静な住宅地で人通りも車の通りも少ない。
グルグル左折小回り、右折大回りの練習をするにはちょうどよかった。


ブレーキをかけて停止する寸前ぐらいにスピードを抑えて
アイドリングのまま進んでいってハンドルを切る。
半分来たところで曲がった先の道路を見て、
アクセルを踏み、ハンドルを切り戻す。
言葉にしてみると簡単なんだけど
ミラーも見つつ両手と右足をいっぺんに動かしているとなかなか難しい。
ハンドルを切り戻してからアクセルを踏もうとしたり。
そのたびにダメダメダメと。
手の回し方がどうも中途半端らしく、戻し方も中途半端になって
なんか両手の位置がおかしくなってしまう。


1コマ45分で2コマ。90分。終わったときには相当ぐったり来た。
久しぶりに何もする気がなくなった。
でもまあ運転は楽しいですよね。


レッスンで印象に残ったのは
ハンドルの高さと椅子の前後の位置を調整して
ブレーキ・アクセルとハンドルの距離をゆったり保つということ。
長時間運転したとき、無理な姿勢か楽な姿勢かで疲れ具合はかなり違う。
普段乗っているのが軽自動車だと言うと、なおさらそうだと。
普通車に負けないように存在感を出して走らなければならないのでその分気を使う。
軽自動車は家の近くで買い物をするにはいいが、
高速道路に乗って遠出することが多いのならば普通車を買った方がいいと勧められる。
そういえば妻は軽で高速を走っていると風で吹き飛ばされそうになると言ってたな。


次回はまた来週。
今月中に全6コマ、3日のレッスンが終わる予定。