第52回感門之盟

土曜は第52回感門之盟(卒業式的イベント)。
36守(入門コースの第36期)と物語講座八綴。
前の晩寝たのは3時過ぎ? 7時に起きられず。
妻が着付けのため、8時起き。
予定の時刻が近づいてタクシーで行くことにするが、
環八ではなかなか見つからず。
結局用賀まで歩いていった。


豪徳寺に着く。
昨晩一軒目ではさほど食べず、二軒目はアルコールのみ。
ものすごく腹が減っていて
近くのセブンイレブンに寄って野菜タンメンを買っていく。
控室に入って隅の方でこっそり食べる。
スタッフ向けのおにぎりももらっていく。
ご飯を甘く煮たベーコンで巻いたものでおいしかった。
夜ご飯は洋風チラシ寿司が出た。
後藤さんのメニュー紹介の「YOUGE」が出色の出来だった。
守の稽古の37番の吉本ばななと廬山人をうまく使っていて、
守の学衆も物語講座の叢衆もどちらも思いっきり笑えた。


守の卒門率が90%を超えて、しかも18教室。
150人近くが入ってこれまでで過去最高の人数だったという。
最初から最後までギュウギュウ詰め。
僕ら物語講座はずっと2回からユーストの中継を見ていた。
これも時々、ちょうどいいところで止まってしまう。


イベントのひとつに文庫の交換があって、
目についた大きいサイズの本を選んだら
僕が妻の代理で選んだハヤカワ文庫のSFだった。
ジェイムズ・ティプトリーの『愛はさだめ、さだめは死』
もう一度引き直す。
新潮文庫の『おそめ―伝説の銀座マダム』が当たった。
守の全く知らない方が持ってきたもの。


物語講座。
先日出た『インタースコア』(一般発売された学校紹介クロニクル本)にて
僕のページの紹介が「感門之盟はいつもアロハシャツで裸足でステージに登壇」とあって、
もうそろそろそういうのもいいんじゃないかと思っていたけど
まだ出たばかりなので「紹介の通りと違う」となってもなんだなと結局アロハで裸足。
短パンで行こうかなとも考えたが、
さすがに入門コースの人の前でそれやると引くかな、とやめておいた。
屋上で文叢(教室)ごとに記念撮影するというときも、アロハにサンダルで。
皆から寒そう、やめてと言われる。


アワードの発表。めでたく妻が5つあるうちのひとつを獲得。
僕は結果を2カ月前から知っていて、ずっと黙ってなければいけなかった。
受賞した作品はステージで朗読される。
それさえ始まればいいだろ、とステージに上がった妻の写真を撮っていたら
あとから相当冷やかされた。
発表の前からカメラをスタンバイしてたから、周りからバレバレでしたよとも。


最後、校長校話。
上の階から見下ろすようにして聞いた。
いやー、キャリアの長い師範ほど寝てしまうものですね…
内容は「織部賞」や「連塾」など松岡正剛校長のメディア系の仕事を追ったもの。
ひとつ印象に残ったことを書いておくと、
「スティーブン・ホーキンスといったプロ中のプロがどういうミステイクを侵すのか。
 どういうマイクロフリップを起こすのか。思いがけないズレを生むのか。
 そこに注目するということ」


終わって豪徳寺駅の反対側へ。
いつもの「然」で懇親会。遅くまで飲んでタクシー帰り。
今回の4カ月のことやあれこれ表には出せない裏の話など。
皆あれこれ話すことがあって、あっというま。


本編の最後に流れた曲がよかった。
奇妙礼太郎による「オー・シャンゼリゼ」のカバー。
CMで使われていたみたいなんだけど、恥ずかしながら全く知らなかった。
とてもいい声をしている。
https://www.youtube.com/watch?v=OrQMKurhEAs