ジョンソンタウン

昨晩は妻の友人たちを家に招いて飲み会。
一人は終電まで、一人は朝まで。
僕が途中で寝たのは午前3時前。
その後8時に起きて妻の運転で入間へ。
途中、妻の友人たちをピックアップ。


最初は「三井アウトレットパーク入間」に行くはずが、
だったら近くの「ジョンソンタウン」と
秩父まで足を延ばして羊山公園の「芝桜の丘」を見に行きたいということになり…
朝のうちは小雨がパラパラと降っていたのが
11時を過ぎて入間市駅前に着く頃には上がって、
最初に訪れた「ジョンソンタウン」の頃には
雲の切れ間から日差しも差して暑いぐらいになった。


駐車場に停める。
白い板を貼り合わせて壁にしたアメリカンな家屋が並んでいる。
家によってはポーチやテラスがあってロッキングチェアで揺られているのが似合いそう。
かつてこの地域には米軍のジョンソン基地があって、その将校向けの住宅が元になっている。
1950年代に建てられて、1970年代の撤退に伴い入間市に返還された。
http://johnson-town.com/
以前「アド街ック天国」に紹介されていたのをたまたま見かけ、
一度行ってみたいと思っていた。


約60棟。半分がダイナー風のカフェやアメリカンでアンティークな雑貨屋など
店舗として利用され、半分が個人の家となる。
通りには穏やかな風が流れ、
犬を連れた年老いた住人が店番の若いのと挨拶をして世間話を交わす。
カフェ・雑貨屋の次に猫カフェやペットショップが多く、
ダンススタジオや歯医者、ジーンズショップもあった。
個人の家もその多くがポーチの内外に例えば
フラミンゴのオブジェを飾って南国の雰囲気を出している。
ここ、一度住んでみたいなあ。
調べてみると1LDKで10数万なのだとか。
都心に通うのも大変。池袋ならまだなんとかなるだろうけど。
フリーランスの仕事の人だといいんだろうな。


混む前に先にランチを食べる。
ジョンソンタウンの端の方にある「recipe2」ハーブを使った料理。
手作り家具もつくって売っている。
オープンテラス席は国道463号線に面していて、向かいは普通に焼き鳥屋だったりする。
そのミスマッチが面白い。
キーマカレーを食べたらご飯がピラミッド型によそってあった。


「COTSWOLDS」というイギリスの雑貨の店などいくつか入る。
面白かったのは「Blumen Hutte」という植物の店。
奥がギャラリーになっていて、世界の珍しいサボテンが並べられていた。
綿状のもの、赤や黄色の毒キノコのようなもの。
どれも自分ひとりでは行動性できず、
ヤドリギとなる普通のサボテンの上に差してある。


もうひとつ、「Agatha」という店は
マリリンモンローやベティちゃんのブリキのプレートなどアンティークな雑貨が
所狭しと並べられ、新品も DULTON など多数。
建物は住居と一緒になっていて、リビングがちらりと覗けた。
レトロなポップカルチャーの中に暮らしているような。
最後に「Koigakubo」という米粉パンの店へ。本店は神戸にある。
大降りのざく切りの入ったコロッケパンが280円と安い。
焼きたての米粉パンがモチモチとおいしかった。


米軍がベースにあるからと言って
アメリカ料理、アメリカ雑貨だけとは限らず、
ラーメン屋、餃子屋、韓国料理屋もあった。
アド街ック天国」で取り上げられていた「BLUE CORN」がまさにアメリカン・ダイナー。
これは行ってみたかった。
「ジョンソンタウン」はまた来てみたいな。