子どもの日を歩く

子どもの日。しょうぶ湯。
この日は遠くに出かけず、近場で過ごす。


昼、以前から気になっていたとんかつ屋「大倉」へ。
12時ちょい前で外で少し待っただけで入れた。
仕入れの都合だろうか、特ロース定食は売り切れ。
ポテトサラダと鶏の唐揚で生中。
素敵な祝日の午後。


空が晴れていて暑いくらいの日。
腹ごなしの散歩へ。
砧方面。高級住宅街を抜けると岡本公園。
「民家園」という施設があった。
その名の通り茅葺屋根の古民家を保存している。
http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1213/1265/d00122210.html


囲炉裏とかまど。軒先には脱穀器などの民具が並べられていた。
子どもの日ということもあって座敷には五月人形が飾られ、
親子で竹トンボを作るコーナーが設けられていた。
裏は竹林。まだ筍として食べられそうな皮をかぶったもの、
ニョキニョキと生えて人間ぐらいの背丈になったもの。
外の公園では池の中にジャボジャボと入って子どもたちが遊んでいた。


急な石段を上って神社にお参りする。
その裏手は高級住宅街の中でもさらに高級な一角。
どこも要塞のようだった。
近くにあるはずの「静嘉堂文庫美術館」がわからず、
坂を上ったり下りたりを繰り返してようやく裏門を見つける。
斜面につくられた庭園を歩く。
造園業の職人たちが忙しく働いている。
梅の実が成り始め、さくらんぼのような赤い実も熟していた。


美術館は一度前を通りがかったことがあったが、
その時は改装中でしまっていた。
今は改装後のリニューアルオープン企画として
仏像や仏画など、仏教芸術を展示していた。
だったらまあいいかと中には入らず。
表門へと至る林の中の道を歩くのが気持ちよかった。
http://www.seikado.or.jp/


二子玉川の商店街まで戻ってきて、高島屋の中のカフェで一休みする。
本館1階のホールでは
「リバーサイド音楽祭」というクラシックのイベントが開催され、
若いオペラ歌手が「オペラ座の怪人」の曲を歌っていた。
http://www.tamagawa-sc.com/event/?id=1780