Room Train Light Rocket

誰もいないはずなのに明かりが灯っている
そんな部屋がこの星の上にいくらでもある
君が来るのを待っている
さあその扉を開けるんだ


乾いた雨が降り続く 降り続く
銀色の電車が橋の上を通り抜ける
先頭の車両だけ人影が見えた
ロケットの打ち上げまでもうわずかだ


パーツに分解されて運ばれてゆく
君もまたそんな存在だ
明かりのない部屋で組み立てられた
初めて外に出て 無人の駅で電車を待った