ラストダンス

笑点」51年目に入った今日、桂歌丸が5代目の司会を引退する。
最後の大喜利 、ラストダンスを見る。
TOKIO との対戦型の大喜利
歌丸死亡説」「木久扇詐欺に会う」などの過去の事件の再現ドラマ、
ナイツとの漫才とあって最後に生放送の大喜利
お題は「この人が司会になったらどうなるか」など。


これまで通り腹黒圓楽がねちっこく絡んでくるかと思いきや
歌丸師匠は誰彼問わずどんどん座布団を与えていくという戦法で交わしていく。
林家たい平が9枚まで行って、おっとこれは10枚行くかと思いきや
最後三遊亭小遊三のお下劣なネタで全員座布団なしで終了。
ああ、なるほどなあ、これがやりたかったんだなあ。
顔がアップになると肌にハリがなく相当弱っているのがわかる。
なんだかしみじみしてしまった。
そのたい平はさすがにフナッシーはやらず。
山田君が珍しく手を挙げるが、歌丸師匠へのお礼だけを述べて去っていったり。


そして遂に6代目新司会者の発表。
なんと春風亭昇太だった。
世代交代。納得した。
これでまたさらに「笑点」は10年20年と続いていく。
いろいろと取りざたされてましたよね。
タモリとか立川志の輔とか。
まあでもやっぱ誰かが昇格する方がいい。
細胞のようにメンバーが入れ替わる。
また番組が若返る。
これがあるから50年と続いていく。


林家木久扇は絶対やらない、回答者でありたいと明言していたし、
三遊亭好楽三遊亭小遊三は年配だけど役不足
春風亭昇太林家たい平はまだ若い。
やっぱ三遊亭楽太郎もとい三遊亭圓楽だろうなあと思っていた。


来週から何事もなかったかのように
圓楽が司会の昇太をねちっこくいじって
たい平が座布団に向かってダイブして
小遊三がこそ泥ネタを、好楽が貧乏ネタをやるんだろうな。
一年中ずっと同じネタ。
でもまあそれでいい。


高座はまだ持つみたいだけど
一度ちゃんと寄席に聞きに行きたかったな。


僕が小さい頃見ていた時から大半のメンバーが変わっていない。
これってほんとすごいことですよ。