チープカシオ

昨日「しまちゅう」で見つけて瞬間的にとても欲しくなったのが
「チープカシオ」
余りにも瞬間過ぎて結局買わなかったけど。


その名の通り、カシオの腕時計。
僕が小学生の時から30年何も変わってないかのようなデジタルの。
アラームとストップウォッチがついてたかな。
メーカー小売価格3,500円ぐらいだったのが1,000円ちょいだった。


小学生の頃、何よりも欲しかったのは腕時計だったかもしれない。
大人のようでとても憧れた。
実際に買ってもらえたのは小学5年生か6年生か。
意味もなくストップウォッチで計ってアラームを鳴らしてたなあ。
防水でごつかった。


酷使しすぎたのか壊れて2年後か3年後に次のを買ってもらった。
小さく、薄くなっていた。しかも太陽電池
液晶の部分が点滅するような特に意味のない装飾があったように思う。
他にもいくつか結局使わなかった機能が。
当時はどれだけ機能が詰め込まれているかがイコール、かっこよさだった。
ビデオデッキやラジカセもそうだった。
ビデオデッキも逆回転の再生であるとか。
あの頃はCMで見て「すげー」「ほしー」と地団太踏んだけど
普通の家庭でそれが頻繁に必要になることなどほとんどない。
最初何回か試してそれっきりになるだろう。


3つ目は SEIKO だったかもしれない。アナログの時計。
中学二年生か三年生。
デジタルの時計は超合金の変形ロボットを欲しがるみたいでかっこ悪かった。
地味だけど飽きの来ないデザインで大学生の間もずっと使っていた。
バンドが切れた時に PHS を持ち始めてそれで時間がわかったので
以後、腕時計はしていない。
10代の頃は左手首がその部分だけ日焼けしていなかったのが
今はもうすっかり跡形もなくなった。


海外に行くときだけ、その国の時間に合わせた時計をしてた。
成田空港で出発前に買った安物。
これが案外長持ちした。
しかしそれもあるとき、壊れてしまった。