卓球の話

卓球愛ちゃんは惜しくも4位。
昨晩の水谷隼と世界ランキング一位の馬龍の試合、
一方的に馬龍が勝って力の差を見せ付けるかと思いきや
後半流れを引き寄せた水谷隼が4セット目と5セット目を取って
とても見ごたえがあった。
これが世界の頂点かと唸らされた。


その次の前回の金メダルと張継科とウクライナのウラジーミル・サムソノフは
オリンピック6回目出場で40歳とあってサムソノフが
エッジボールを連発したりなんとも老獪なプレー。
張継科はなんというかケミカルなやばさを感じた。
髪の毛の染め方であるとか。
全盛期を過ぎてそれでも続けてて、どこか病んでそう。
虚無を、闇を、抱えてると思った。
今から始まる決勝戦、3位決定戦が楽しみだ。


そういえば僕も中学校の時は卓球部だった。
小学5年生のとき、周りの友達の多くが卓球部に入ったので僕も遅れて入った。
中学生になって皆続けるかと思いきや半分以上がバスケやバレーなど他の球技に移った。
体育館の周りを走って腹筋などやったあと、2年生・3年生は卓球台で試合をする。
それだけなのでたいしてうまくはならない。
僕も市の大会で1回戦勝つのが関の山だった。
大人になって、温泉卓球だけはうまくなった。


青森県は卓球王国と呼ばれただけあって上の方のレベルはかなり高かった。
同じ中学生とは思えなかった。
青森市だとあの頃は北中学校と古川中学校が強かった。
その彼らもその後活躍したとは聞いていない。
高校以後も卓球を続けたのだろうと思うが、全日本の層は厚い。


NHKがネットで中継しているので9時の始業までの間、
イヤホンをつけて会社のPCで観戦する。
昨晩のパワープレイ、激しいスマッシュの打ち合いだったのとは打って変わって
第1ゲームは淡々としたものとなった。サムソノフは別人のよう。
第2ゲーム追いつかれるが、振り払う。
第3ゲームを落としたが、第4・第5と取って(さすがにそれは見ることができなかった)
銅メダル。日本男子初のメダル。よかったなあ。
朝からいい気持ちになった。


あのとき同じ会場で試合をした同級生たちもまた見ていただろうか。