なんだかなあ、とね

先週から周りの島の他のPJのサーバ群や席がきれいになっていって、
なんだろうと思っていたら他のフロアから荷物を抱えて引越して来た人たちが。
僕らを見て「あれ、なんでまだ人がいるんだろう?」という顔をされる。


「私たちここに移動なんですけど。いつ動きますか」
「え、僕らその話聞いてないんですけど」


ほんと知らない。
そういえばいつだったか、14階から18階に移ってきた後で
お客さんの社内ポータルサイトの座席表を見たら僕らの島が空白になっていた。
誰かの何かの手違いで。
それを見てこの席は空いていると判断した人がいるのだろう。
移ってくるのは結構大きなプロジェクトらしい。


業務用エレベーターで袖机を運んできてそのまま引き返すのもなんなので、
何人かは新しい席で仕事を始めた。
まばらにポツリポツリと取り囲まれている。


しかし、うーん、フロアを引っ越してくる前にその席が実際に空いてるかどうか
現地を確かめに来る人が一人もいなかったというのはどうなのか。
そういう人たちできちんとプロジェクトが回せるのか、というのはかなり不思議。


いや、プロジェクトが大きいというのは元々そういうものなのか。
「誰かその担当がいる」と思い込んで、
その担当が実際にいるかどうかまでは思いが至らない。
あるいは、それこそ現状が反映されてなかろうとそれが「情報」として存在するのだから
それだけを頼りに座席表だけで判断したか。


PCがLANにつながっていれば開発サーバにアクセスできて
メッセンジャーでやり取りもできてそれほど支障はきたさないんだろうけど
フロアが中途半端に分断されているとその分煩わしいことは多い。
ちょっとした打ち合わせのために都度階段かエレベーターで移動したり。
コードをきれいに書くとか手戻りのない要件確認も大事だけど、
そういうのもまた生産性を上げたり下げたりするもののひとつだと思うんですよね。