入院 1日目

妻は4時起きで出張。見送る。
いつもの5時半起きで出社。入院の荷物を背負っていく。
昨晩飲み過ぎて軽く二日酔い。
オフィスに着いて8時までは寝て過ごす。
僕のいない間にフロアの引越しがあるので午前中は身の回りの片付け。
残して行くよりはいいだろうと「謎肉祭」にお湯を入れて食べる。


一昨日の切替作業は割と順調だったけど今日になっていくつか問題が。
新しいサーバに置き換えた時に Apacheタイムアウト設定がデフォルトに戻ってて
重たい検索画面を利用していたらエラーになったとか。
後輩たちがチャキチャキと片付ける。


昼、荷物を担いで3階のインド料理屋でカレー。
サグチキン(ほうれん草)とシーフードをサフランライスの両側に盛り付ける。
辛口にしてアルコールを追い払う。


13時前に病院。入院の窓口が混んでいてしばらく待たされる。
昨年とは違う病棟へ。こちらの方が古くて狭い。
入浴は一日置きとなっていた。曜日で男女交代制。
ベッドは窓際。少し気が楽になる。
看護婦や薬剤師の説明で何度も入れ代わり立ち代わりとなる。
今回は体温や体重を測るのは自分で。尿の回数も。
この日の予定は採血とレントゲン。
手術の説明もなされる。今回は開腹ではないためT字帯は不要。


下のコンビニにあれこれ買いに行く。
歯ブラシ、箱ティッシュ、旅行用のシャンプーとリンス。
タオルを持ってくるのを忘れた。
明日シャワーを浴びれないので水の要らない泡状のシャンプーを買ってみる。
寝巻のレンタルサービスを申し込む。


時間もたっぷりあるしと本を読み始める。
数えてみたら15冊あった。
村上春樹『雑文集』
村上春樹ラオスにいったい何があるというんですか?』
村上龍『テニスボーイ・アラウンド・ザ・ワールド
中上健次『異族』
ミシェル・エリス『幻のアフリカ』
老子
『余談 三代目J余談ブラザーズ』
ジュリアン・コープ『ジャップロック・サンプラー
トニー・パーカー『殺人者たちの午後』
コニー・ウィリス『空襲警報』
池内紀『二列目の人生』
蓮見重彦武満徹『シネマの快楽』
佐藤貢『旅行記』上下
中山康樹ローリング・ストーンズ全曲制覇』


まずは『幻のアフリカ』を。
1930年代、フランス民族学の調査団が西岸のダカールから東のジブチまで横断する。
その時の個人的な日記。発表されたのちに植民地の描写に関して発禁処分となった。
新書だというのに1000ページもある。辞書のよう。
夕食までに100ページほどを読む。


ロールキャベツ、大根サラダ、オクラ。
一週間分の献立表を見て、一週間分の朝昼分を肉・魚どちらにするか決める。
食べ終えてジュリアン・コープ『ジャップロック・サンプラー』を読み始める。
日本のアンダーグラウンドロックの歴史なんだけど
鬼才ゆえにトンデモ本の匂いがプンプンしてて。


19時に妻が出張から帰ってきて、手術の説明を聞く。