入院 3日目

昨日その後妻は車で二子玉川へ。
友人から聞いて面白いと盛り上がった『四月は君の嘘』を全巻大人買い


22時消灯。昨日と違ってすぐには眠れず。
ウトウトした頃に隣のベッドの電気がついて紙コップに小便をする音が。
一人で立つことができず、日中は看護師の方に付き添ってもらってトイレに行く。
我慢ができなくなったのだろう。
それは仕方がないが、すっかり目が覚めてしまった。
あの紙コップはどうなったのか、など。


6時起き。体重を測る。
順調に体重が減っていって、73kg台に戻った。
入院初日に77kgあったのはやはり何かの間違いのような。
退院するころには70kgを切っているだろう。


外を見ると今日も曇り。雨は降らないらしいのだが。


一昨日の採血のあと、アルコールなのかテープなのか左腕が赤くかぶれている。
一昨日の夜、寝てて掻いたのか。
さらに一晩様子を見ても変わらず。塗り薬を処方してもらえないか頼む。
それ以外は健康。


朝、鶏肉の照り焼き。味噌汁。バナナ。ヨーグルト。


『ジャップロック・サンプラー」を読み終える。
訳中も巻末の関係者インタビューも皆口を揃えて事実誤認、でたらめが多いと言っているが、
それでもやはり近田春夫マーティー・フリードマンの言うようにこの熱量はすごい。
マジカルパワー・マコもタージ・マハル旅行団も聞かないとな。


昼、豚肉の生姜焼きとポテトサラダ。卵スープ。
『幻のアフリカ』の続きを読む。
移動して新しい部族と出会って儀式を見て、その道具を収奪して。
ひたすらその繰り返し。熱病のように続く。


午後、妻が見舞い。
昨晩買った『四月は君の嘘』全11巻を持ってきてもらう。
天気がいいので屋上へ。長々と入院している人たちなのだろうか。
洗濯機があって、金網に引っ掛けて干している。
新宿の上空を飛行船が飛んでいる。
1階に下りてタリーズへ。シナモン入りのミルクティーを飲む。
今日も梨を剥いてきてもらう。
食べ終えて散歩。どこまで外を出歩いてよいのかわからないけど、
広い敷地の外に出て周りを歩く(たぶんやっちゃいけない)。


妻の帰った後、遅くなったけど
何人かに入院・手術について連絡する。
佐藤貢『旅行記』を読み始める。


夕方、いつものように笑点を見る。
木久扇が名言を。受けなかったときに自ら座布団を運んで「厳しい商売なんだよ!」
夜ご飯は鱈のトマトソース、インゲンの胡麻和え、八宝菜。手術前最後の食事。
世界遺産は宮島。厳島神社は筏のような造りになっているから台風にも耐えられると。
サザエさん。20時にシャワーの予約。