エマ・ワトソンのブッククロッシング

昨日のドライブの間、InterFMで
ジョージさんの番組「Ready Steady George!!」を聞いていたら
エマ・ワトソンに関するニュースが話題として上がった。
いい話だと思ったけどその後検索してみても出てこない。
なので、いくつか補足しながら書いておこうと思う。


ハリー・ポッターシリーズのハーマイオニー役として有名なエマ・ワトソン
才色兼備にして大の読書家。
今年は女優業を1年休んでフェミニストのための読書クラブを続けている。
その彼女が最近始めたのが、
100冊の本を駅のホームであるとか街のあちこちに隠して見つけてもらうというもの。
地下鉄の座席にそっと置いてくるとか。


こんな感じ。
Emma Watson's hidden copies of Mom&Me&Mom for Book
 on the Underground on the tube! (Oct 1, 2016)」
https://www.youtube.com/watch?v=42U59iljXFo


本には自身によるメッセージが手書きで書かれているという。
感想とかなのかな。


この本に出会ったあなたは、読み終えたらまた同じように本を街に戻してください
と頼んでいるみたいなんだけど、どうだろう?
エマ・ワトソンのファンは手元に置いておきたいと思うかもしれない。
しかしこの試みがうまくいって、一冊でも多くの本が人々の間を渡るようになったら
世の中捨てたもんじゃないな。


ブッククロッシング」であるとか同様の試みが以前からあって
日本にも紹介されていたけど、最近はどうなんだろう。
http://bookcrossing.jp/
あまり話題になっていないかもしれない。
エマ・ワトソンのような有名人が起爆剤になるのはいいことかもしれない。


なお、読書クラブで取り上げた本のラインナップについて、まとめがあった。
エマ・ワトソンの読書クラブ★ 書籍リスト」
http://matome.naver.jp/odai/2145587549852487101
見てみると、アリス・ウォーカーの『カラー・パープル』であるとか
世界の片隅に置かれた女性たちの惨状と
それを変えようと立ち上がった女性たちに関するルポルタージュ
『ハーフ・ザ・スカイ』であるとか。本格的ですね。