昨晩『しゃべくり007』にピコ太郎こと古坂大魔王が出演。
今正にこの瞬間話題の(というかピークは先月か)「PPAP」を披露。
レギュラーの7人がピコ太郎に扮した。
松田聖子以来26年ぶりに日本人がビルボード100にランクイン。
(松田聖子がアメリカでそんな売れたっけ? というのも驚きだが)
それが世界最短の秒数だと言うのでギネス入り。
ジャスティン・ビーバーが面白がったのがきっかけで、
動画の再生回数が5億を突破。
正直、面白いかと言ったら曲自体はそれほどでもないし、
年が明けたらどんなだったかすぐ忘れ去られると思う。
記憶よりも上記のような記録だけが語られていく。
次に配信する曲が面白い気が全くしない。
いたたまれないことになりそうだ。
とはいえ、否定的な気持ちはなく。
古坂大魔王は青森出身だと聞いてよく見ると確かに青森顔。
ピコ太郎はもっと。ああいうオヤジ、市場や飲み屋街の周りにたくさんいる。
なんにしても人前でのあの不器用さ加減はほんと青森人。
そもそもリンゴの歌だしな。
先週高校の同級生と会って飲んでたときにやはりピコ太郎の話になる。
うちの高校ではなかったが、同じ市内。学年はひとつ上。
中学校が一緒という人が何人かいた。
「ああ、あのよく騒いでた先輩ね」というような。
「何十年と続けてきて、ようやく芽が出てきてよかったよかった」と皆しみじみした。
(底抜けエアラインでテレビに出てたとしても、それぐらいで成功とは思わない)
高校の同窓会の実行委員会の集まりなので
「同じ高校なら来年出てもらうのになあ」となる。講演会として。
逆に言うと、出身高校の方ではオファーを考えているのではないか。
いいよなあ。「PPAP」よりも古坂大魔王としての苦労話を聞いてみたいものだ。
いや、故郷でもそんな話はしないか。
なんかこう、うまく芸能界で生き残ってほしいが…
昨日の番組を見ていても、ゲストという扱いはあるにせよ
くりぃむしちゅーやネプチューンの側に立つ人じゃないんだなという
寂しい感じは痛いほど伝わってきた。