ラッセンという人

あのクリスチャン・ラッセンどん兵衛がコラボ。
まったく予想していなかった。
どちらもデビュー40周年を記念してらしい。
http://www.donbei.jp/onikakiage/


日清って最近攻めてるよなあ。
昨日もニュースサイトで見たのが
本社同士が近いからというだけの理由で FF15 とコラボしたとかで。
http://www.cupnoodle.jp/cupnoodle15/


どん兵衛の CM の穴に落ちるのとかやけにシュールだし、
ビートたけしカップヌードルの CM で
バカをやろうと語ってるのもインパクトあった。
というか僕らは生まれた頃からずっと、
カップヌードルの CM に感性をくすぐられながら育ってきたように思う。


本題に戻って、ラッセン
2016年は永野のネタもあったけど。
個人的にはあいだみつをと並んで
「理由もなく忌み嫌うものNo.1」の最右翼と言ってもよかった。
ハッピーでネイチャーでエコロジーでなんも語ってないというか。
でも営業だからやってんだよ、というような。
間違って入った画廊でしつこく売ろう売ろうとしてきたのを断るのに大変だったことが
これまで何度かあったし。


しかし上記のサイトを見てわかった。
彼は本当にハッピーで素直ないい人なのだ。
いい人過ぎてそんな自分に忠実に描こうとするとあのイルカの絵になるのだ。
イルカも海も人類の美しく、素晴らしい友だちなのだから。
スピリチュアルな vibes ほんとに受け取ってるかもしれない。
やっぱあの販売会社がいかんのだな。どういうノルマかは知らんが。


調べてみるといろいろ描いている。
印象派みたいなの悪くなかった。公式サイトより。
青の使い方がいい。初めてそのよさが分かった。
http://www.lassenart.com/gallery.asp?CategoryID=10


実はピカソの影響もうけていた。非常にわかりやすく…
ウォーホルっぽいこともしている。
それでいてラッセンらしさがはっきりしている。
実は才能あるんじゃないか。
http://www.lassenart.com/gallery.asp?CategoryID=3


バブルの波に乗ったことはこの人にとっていいことだったのかどうか。
サーファーだけに誰よりもうまく乗りこなした。
いや、策略は何もなく、
好きなことをずっと続けることができただけか。