松戸で落語会

3連休初日。というか仕事もほどほどに過ごしたので冬休み後半戦の気分。
9時前に起きて洗濯物を干して新聞を読み、コーヒーを沸かしリンゴの皮を剥いて、
10時半に車に乗って家を出る。
千葉県松戸市森のホール21にて春風亭昇太柳家三三の落語会にゲストのナイツ。
Eagles 後期のライヴアルバムを聴きながら妻の運転で外環道。
美女木ジャンクション三郷ジャンクションと過ぎて下りる。
江戸川を渡って千葉に入ると逆方向が渋滞。
そうか、埼玉・千葉は車社会だな、と思う。


ホールを見つけて駐車場に停める。
早目に来たのでかなり空いていた。
12時前。開演14時なので時間がある。
最寄りの駅が新京成線八柱駅武蔵野線新八柱駅
10数分歩いて駅に着く。
昼を食べる店を探すが、周りに何もない。
駅ビルに入る。一階が百円ショップ。
二階にゲームセンター。三階と四階が居酒屋。
ああ、地方ってこうだよなあと思う。
反対側の出口に出るとそれなりに発展しているが、パチンコ屋ばかり。
やっぱまあこうだよなあと。


歩いているとすぐイトーヨーカドーに出て、向こうにサイゼリヤが見えて。
うーん、これまでのところ食べたいのは吉野家か…
と思いながら歩いているうちに飲み屋が並んでいる通りへ。
そこに魚系の居酒屋があって入る。
松戸駅とここと二軒あるようだ。とても混んでいる。
妻は刺身と煮魚の定食。僕は鰻と天丼のハーフ&ハーフ。
どちらも864円でサラダ、おしんこ、味噌汁が付く。
千葉の物価が安いというよりも東京が高すぎるのか。


食べ終えて店を出る。
来たときと別の道を歩くともっといい感じに店の並んでいる通りがあった。
天婦羅の店、イタリアンの店。
うーむ、がんばってもっと探せばよかった。
そんなこんなもあって知らない町を歩くのは楽しい。


ホールに戻る。14時になって開演。
三階建ての大きな会場が埋まっている。
隣に座ったおばさんが浅草演芸場の話をしている。
前座は三遊亭わん丈。ふたつ目だけど若くて笑いのセンスがある。
ガマの油売りをアップデートしてジャパネット高田風にしていた。
2人目はコマ回しの三増紋之助。コマの上にトトロを乗せていた。
3人目、柳家三三。ねちっこいキャラクターが出来上がっている。
それはそれで型が出来上がっていて、話がなんであろうと面白い。
江戸の長屋の話であってもどこかシュール。
ああ、これが真打の力だなと。わん丈にはまだそれがない。


中休みの後、ナイツ。もうとにかく好きですね。
演芸や漫才の番組があるとナイツが出ていないか探す。
生ナイツは初めて。
NHK Eテレ「2355」の一人ナイツはほんと面白かった。
紅白から2016年を振り返って、野球へ。
ネタもさぶちゃんのとかこの前の「THE MANZAI」で見たなあとか
このネタはねづっちのパクリです、とか。
でもやっぱナイツも型が出来上がっていてそれがなんだろうと面白い。


最後は春風亭昇太。売れっ子だから朝から掛け持ちだという。
紅白からやはり2016年を振り返って笑点の司会に就任した話へ。
木久扇を初めに学級崩壊だとか、円楽は女性問題起こしていたから司会無理だったとか。
笑点に出ていない柳家三三もネタにしていたのに、林家三平のことは触れない。
そのままマクラだけで終わるかと思いきや、ちゃんと落語を。
創作落語だけの人だと聞いてたけど基本中の基本「時そば」を。
基本に立ち返るときなのか。
だけどまったくもって昇太流で笑いどころこういうところだったっけ? と。
会場がドッカンドッカン笑う。さすがだった。


大ホールはその後18時から松戸市の成人式のリハーサルで使われることになっていた。
晴れ着を着た新成人らしい女性たちの集団がいた。
駐車場から出ようとすると出口がひとつしかなくてかなり待つことになる。
夕暮れの中、安全地帯の1985年のライヴを聴く。
このテクニック重視ではないけどゆったりまとまってる感じ、Pink Floyd に似てるなあと思う。


行きは外環道に乗ったけど帰りは下を行こうと。
外環道の下を国道が走ってるんですね。
最初はビュンビュン飛ばして、なんだ高速代払う必要ないじゃんと思っていたら
草加市の辺りで渋滞に捕まる。そうか、なかなかうまくいかない。


ネットでドミノピザを頼んで受け取りに行く。
ブラタモリは浦安。凄ワザは30年前の思い出の写真を復活させる。
いい話過ぎて涙が出た。
その後すべらない話。カンニング竹山和田アキ子とホテルに行く話で笑う。
ケータイ大喜利を見て寝る予定。