親知らずというもの

妻が昨日、下の親知らずを抜いた。
横にはえていて虫歯になっているとのことで、
「やー、それは大変だろうなあ。
 俺の時には抜くことができなくて砕いて欠片を拾ったよ」
と自慢話をして恐怖心を煽ったんだけど
終わって話を聞いたら3秒でするっと抜けたと。
うらやましい、というか悔しい。


アルコールとお風呂は控えてほしいが、
食べるのはかまわないとのことで普通に夜ご飯を食べた。
僕は抜いた夜、わざわざなぜか
カレーうどんを食べて大変なことになったような…?
駅前の戸隠そばで食べたというのをよく覚えている。
なので大学一年か、二年のときだ。


気がつくと3年ぐらい歯医者に行ってない。
いいのかな。行ったほうがいいんだけど、今のところ痛い歯はない。
以前神保町で通ったときも結局右上、右下、左上、左下と4回もかけて
歯石を取っただけで終わったように思う。


今から10年以上前、竹芝桟橋にオフィスがあった頃に通った歯医者では
上の親知らず2本を抜いた方がいいですよという話だったけど
そのときいったん様子見にして以後そのまま。
これまた特に不都合がない。痛んだこともないし。
このまま行くと一生抜かないんじゃないか。
今が最後のチャンスなのかもしれない。
60歳を過ぎて抜くとなると消耗の度合いが大きく異なるだろう。


いや、入れ歯の人は全部一本ずつ抜いているのか?
それを想像すると怖い。どうやって耐えているのか。
歯茎が弱くなっていて抜けやすくなっているのか。
なんかもうそれだけでも
歯の健康は大事にして入れ歯にならないようにしたいと思う。