青森高校野球部訪問 その1

午前中、月一の検査。
昼、新幹線に乗って青森へ。
夕方到着、同級生の友人と落ち合って母校、青森高校へ。野球部の監督をインタビュー。
何人かとそのまま飲み会。


なのに昨晩は会社の後輩たちと千鳥ヶ淵の花見に妻が合流して、そのあと半蔵門で飲んで、帰ってきたのが夜遅く。
喧嘩になって寝たのは午前3時。
7時に起きてリュックサックを背負って家を出る。
友人がカメラと三脚と機材を一式持ってきてくれることになったので荷物がかなり少なくなった。


満員電車に立って乗って都庁前で乗り換え。
病院には8時半に着く。採血。超音波。
四月前半ということもあって新人らしい技師がアシスタントについている。
ここ数日、飯田橋駅の定期売り場が長蛇の列で
20時営業終了なのに21時を過ぎても行列が続いていたことを思い出す。
診察。今回も結果良好。9月までの検査の予定を入れる。


大江戸線御徒町まで行って山手線で東京駅。
思ったよりも早く着いた。11時。
地下街を歩いてグランルーフの矢場とんに入る。
オープンしたばかりなのに満席近い。
とんかつがダブルのわらじとんかつ定食にする。味噌ダレと普通のタレの半々で。
オープン70周年記念ということで、どて煮が70円だった。
味噌汁は豚汁変更。豚コマと白菜がたっぷりでおいしかった。


大丸で母へのお土産に両口屋の和菓子の詰め合わせを買い、
今日訪れる野球部の差し入れに東京とついた洋菓子を買う。
東京カンパネラ。おしゃれなものを買ったが、よく考えたら野球部に合わないか。
母に電話して今晩はごはんいらないと伝えておく。


12:20発のはやぶさ19号。
同行の友人とは時間だけ合わせて別々に。友人はグランクラスにしたんだけど、
飲み放題食べ放題と知らずに弁当を買い込んでしまったという…
アメリカミステリ傑作選2003』を読み始める。
ゲストエディターはローレンス・ブロック
ジョイス・キャロル・オーツがこの年も選ばれている。
グランクラスの友人に会いに行って酒を少し飲ませてもらう。
夕方の撮影のために、せっかくの新幹線だというのに缶ビールは飲まず。
温かいお茶が紙コップで売られている。
お湯のお代わりができるという。知らなかった。


15時半、青森着。雪がほとんどなかった。
友人と落ち合ってローカル線に乗り換えて青森駅へ。
さらに青い森鉄道の八戸行きに乗り換える。
青森駅との間に最近、筒井駅ができてこれが高校のすぐ近く。
初めて下りたつ。だったらサンロード青森(という昔からのショッピングセンター)の近くに
駅をつくると便利なのになあと友人は言う。
青森高校へ。道路を広げる工事を行っていてどことなく通りが閑散としている。
正門前にあった小さな書店が店を閉めていた。
入学式が行われた直後ということもあって、真新しい制服を着た親子連れと何度もすれ違う。


高校の中に入ってみる。グラウンドでは野球部が練習していた。
円陣を組んで掛け声の後に走り始める。
同級生の監督と落ち合ってさっそく友人が撮影開始。
聞くと新一年生は既に練習に参加しているのだという。
そう思えないぐらいキビキビと複雑なストレッチをこなしている。
OBの大学生がコーチとなってノック練習へ。
そのうちに日が暮れていった。
グラウンドに入るときに「失礼します」と大きな声で一礼など、皆礼儀正しい。
練習を終えてコーチと監督がそれぞれ厳しいことを言う。
もっと踏み込め、練習のための練習になってないか、
それでは甲子園に行けない、私立の光星・山田に勝てない。
そのたびに部員たちはオッスと大声で応える。


青森在住の同級生たちが仕事を終えて一人また一人と様子を見に来る。
野球部専用のドーム型の練習場に移動して、監督にインタビュー。
質問内容は事前に資料としてまとめて送付してある。
僕がインタビュアーになる。
このドームができてから雪の積もる冬でも練習できるようになった。
青森高校野球部の近年の強さの秘密がここにある。
インタビューを終えた頃、選手たちが入ってきて、ティーバッティング
キャプテンともう一人、スーパーグローバルハイスクールの教室の子にもインタビューをしてみた。


この日の撮影を終えて車2台に分かれて居酒屋へ。
青森の同級生が一席設けてくれた。
明日の朝7時半から撮影ということで早く帰るつもりが、
次々に懐かしい同級生たちが合流して気がついたら午前1時。タクシーで帰る。
母に電話して玄関を開けてもらうつもりが、着くとマンションの1階で待っていてくれた。
風呂に入っているうちに寝てしまい、起こされた。
なんとか布団に入ったのは午前2時過ぎ。